住宅ローンの賢い借り方

40代の住宅ローンの賢い借り方・返し方

40代の住宅ローンの賢い借り方・返し方が必要な理由

40代は住宅ローンについて賢い借り方と返済の方法を押さえておく必要があります。

それは以下の理由からです。

  • 子育て世代・教育費問題
  • 老後年金問題も深刻
  • 定年退職までローンを完済できないケース

教育費問題

教育費と住宅ローン

40代になると、お子さんがいらっしゃるご家庭では教育費の負担が重くのしかかってきます。

例えば、小学校から中学校へ進学する際には、制服・鞄・靴など一式を揃えるだけでも10万円以上(私立中学受験の場合は入学金等に30万円以上が必要なため、総額50万円程度は準備が必要)、高校や大学へ進学することが迫っている場合は、部活費に塾代・予備校代と学校の内外で掛かる教育費は増すばかりです。

このような状況の中で、マイホームを持つわけですから、教育費を考えて、住宅の自己資金(頭金)の支出額や住宅ローンの返済額を検討しなければなりません。

一般的には、お子さんの大学進学時(17歳)までに300万円~500万円程度の教育費を学資保険や積立貯金などを利用して用意していると思いますので、既に積み立てているこの教育費は住宅資金には決して充てないでください。

基本的には、大学進学時のまとまった教育費以外は、毎月の収入から支出するということを心掛けていただきたいと思います。