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ダイニングやキッチンの空間づくりに役立つのがペンダントライトです。
生活を彩る照明という機能もさることながら、空間を飾るアクセントの一つとして重宝します。
照明の中でもペンダントライトは種類が多く、どのような照明を選ぶかでも部屋の雰囲気が大きく変わります。
なお、ペンダントライトを取り付ける上で、天井には引き掛けシーリング(代表的なものにシーリングローゼット)を設置する必要がありますので、本記事ではセキスイハイムでペンダントライトを設置する場合の方法やダクトレールを採用する場合の工事費用、ダクトレールのメリットや活用事例などを紹介します。
ダウンライトやシーリングライトなど照明計画の参考にお読みください。
ペンダントライトの設置
ダイニングテーブルの上にペンダントライトを設置することもあれば、キッチン(システムキッチンカウンター)の上に設置することもあります。
最近ではキッチンカウンターとダイニングテーブルを一体化するレイアウトを採用するご家庭も多いです。

したがって、キッチンカウンターとダイニングテーブルのレイアウトを固めた後に、ペンダントライトの設置位置を決める方が上手くきます。
住まいの照明計画は、特にダウンライトを多く採用する場合は、引渡し後は変更が容易ではありませんので、日常生活に支障が生じないようにインテリア担当と綿密な打ち合わせが必要になります。
セキスイハイムのペンダントライト設置実例
セキスイハイムの施主の方の多くは、ダイニング・キッチンにペンダントライトを設置していますので、建築実例を紹介します。
室内の壁紙、ダイニングテーブルの質感やシステムキッチンのパネルの種類に合わせてペンダントライトを選ぶことで、空間が引き締まります。




上記建築実例のようにキッチン・ダイニング空間をどのようなコンセプトにするか、キッチンカウンターとダイニングテーブルを一体化させるか、それとも離すかで、設置する場所や選ぶペンダントも随分と変わってきます。
加えて、ペンダントライトのシェードの種類も様々ですので、ダイニング空間を北欧風・カフェ風・BAR風・モノトーン・ナチュラルなど趣に合わせて選ぶと良いでしょう。
その場合の打合せはインテリア担当と行うことになりますので、ネットで拾った画像や雑誌の写真をインテリア担当・営業担当に渡すことで、キッチン・ダイニングの空間作りに具体的な提案をしてくれます。
ダクトレール
ダクトレールを採用するメリット
天井に引掛けシーリングを設置すれば、当然に照明を付ける場所も固定されます。
ペンダントライトの位置・間隔に可変性を持たせたい場合には照明用のダクトレールを天井に設置する方法もあります。

ダクトレールを採用するメリットとしては、上述のとおり、照明の間隔を変えられるというのが一番のメリットです。
市販のペンダントライトにはダクトレール用のものも多く販売されていますので、お好みの照明を好きなときに、好みの間隔で取り付けることができます。
また、ペンダントライトのほかにスポットライトを取り付けることも可能ですので、インテリアの幅が広がります。

ダクトレールを利用した観葉植物ハンキング
インスタグラムなどのSNSでインテリアを参考にされる方も多くいらっしゃいます。
その中ではダクトレールを利用したハンキンググリーンを生活に取り入れ、空間を飾るワンランク上のコーディネートも多く見られるようになりました。

インターネットでは飾り用のダクトレール取付フックも販売しており、ハンキング専用の観葉植物も多く販売されていますので、手軽に季節に応じたインテリアを楽しむことができるのもダクトレールを設置するメリットではないでしょうか。

デメリット
では、ダクトレールを採用するデメリットは何があるでしょうか?
個人差はありますが、ダクトレールそのものの存在が目立つという方もいらっしゃるようです。また、ダクトレールは基本的には白・黒・シルバーがほとんどですので、デザインは限定的です。
ダクトレールを目立たないように天井に埋め込む工事も可能ですが、一度埋め込むと故障や交換のことも検討しなければなりません。そうであればダクトレールを採用せずに最初から引っ掛けシーリングを固定位置に設置する方が個人的には良いのではないかと思います。
存在そのものが目立つのであれば、それを活かして白い天井にマット調の黒いダクトレールを選ぶと、空間のアクセントになりますので、ペンダントのシェードとの相性の良いものを選ぶとカフェ風でお洒落になると思います。
ダクトレールの工事費用
最後にセキスイハイムでダクトレールを設置する工事費用についてご紹介します。
ダクトレール(DP-36483-S)1台 | 3,500円(定価8,000円) |
取付工事費 | 8,000円 |
1万円少し超えますが、製品込みの費用としては高過ぎもせずといったところです。
ダクトレールがあれば、気分に合わせて買い替えることも容易ですので、ダイニング・キッチンにはペンダントライトお勧めです。
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