快適エアリーのデメリットから失敗を避ける方法

セキスイハイムの快適エアリーのデメリット(欠点・価格・メンテナンス・故障や保証・2階の設置)を知り失敗を回避

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施主
快適エアリーの評判て微妙だよな。費用も高額らしくエアコンで十分じゃないかという口コミも多い。自分は花粉症だから導入したいんだけど、主にデメリットについて誰か教えてくれないかな。

こういった疑問にお答えします。

セキスイハイムで新築戸建てを建てる方は、同社の主力設備である第一種換気システムを備えた全館空調機「快適エアリー」を採用するかどうかで一度は悩みます。

あったかハイムは快適エアリー無しでは語れませんが、メリットがある一方で当然デメリットもあります。

導入する場合にも1階のみに設置するか、2階にも快適エアリーを設置するか、一度工事を行うと変更が困難なため、本記事で解説するデメリットを十分に理解しておかなければ確実に後悔します。

最後までお読みになると、快適エアリーの導入金額、お子さんやペットがいらっしゃる際の注意点、掃除などメンテナンス、家具のレイアウト、保証期間等が分るようになりますので、参考にしてください。




快適エアリーは全館空調(第一種換気)

先に快適エアリーの説明を簡単に行います。

①ヒートポンプ式冷暖房・除湿ユニット②熱交換型第一種換気システムで構成されており、家中に心地良い空気をまんべんなく循環させ、室内の温度差や居室と廊下などの非居室との温度差を軽減でき、ストレスの少ない空気環境を実感できます。

また、24時間365日換気を行い、高性能フィルターで洗浄された空気のみを室内へ送ります。

高性能フィルターを設置した一ヶ所から、家中の空気の排気と吸気を行うため、埃や花粉などを除去し、清浄な空気を家全体に循環させます。

快適エアリー
セキスイハイム

 

快適エアリーのデメリット・欠点

快適エアリーは高額

快適エアリーの費用は約86万円(25畳LDK+4畳半和室+洗面脱衣室)です

一般的な住居で25畳のLDK対応のエアコンであれば15~25万円ほどあれば十分だと思いますので、快適エアリーを設置する場合はエアコンに比べて3倍以上の費用が掛かります。

快適エアリーと一般的なエアコンの差額は60万円前後と大きいため、導入金額の価格差はデメリットと言えるでしょう。

 

子供やペットがいる家庭に不向き?

セキスイハイムのオーナーの中には、小さな子供が吹出口に物(玩具や食べ物)を落とさないか、ペットの毛玉や嘔吐物が落ちないかを心配して設置を避ける方もいらっしゃるようです。

水やジュースなどをこぼすと故障の原因にはなると思いますので、その点は注意が必要です。

ただ、取扱説明書にもありますが、少量の水であれば風で乾くのでそれほど気にしなくて良いです。

仮にお子さんが水をこぼしたり、ペットが粗相をしてダクトが汚れた場合でも有償にはなりますが交換が可能ですし、セキスイハイム(ファミエス)の担当者によるメンテナンス(掃除・手入れ)も可能です。

オプションにはなりますが「プラズマクラスター」機能を付けることができますので、ペット臭対策に脱臭機や空気清浄機をお考えの方はご検討ください。

別に空気清浄機を購入しなくとも快適エアリーにすることでペット臭対策もできるので、採用するメリットはデメリット以上に大きいと思います。

なお、プラズマクラスター機能を付けた場合の費用は+18万円~20万円です。

 

セキスイハイム快適エアリーのデメリットを理解して失敗を防ぐ
イメージ

 

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では多少なりとも気を使う場面が出てくるかもしれませんが、暖房時に吹きしグリルから暖かい空気が吹き出ます

冷房運転の風は冷たくて気持ちが良く夏は快適ですし、お風呂上りは吹き出し口の傍にいると最高です。

 

 

快適エアリーのお手入れが面倒

リモコンのお掃除表示が点灯したらグリルカバー(格子状)とフィルターの掃除が必要です。

空気清浄機やエアコンのフィルターと同様に10日~2週間に一度くらいの割合で掃除をする必要があります。

壁付けのリモコンから掃除をお知らせする電子音が鳴りますので、メンテナンスを忘れることもありません。時間的には3~5秒程度電子音が鳴ります。

これがデメリットかどうか分かりませんが、定期的な手入れが必要です。

ただし、エアコンと違って脚立や椅子でフィルターを外してという作業は必要なく、床面にあるため掃除機やブラシで掃除が可能です。

 

セキスイハイムの快適エアリーのメンテナンス
セキスイハイム「オーナーサポート」

床下は冷房運転ができない

暖房は床下運転が可能なので、冬場の洗面室・脱衣室はヒートショックを防ぐことができます。

しかし、洗面室・脱衣室の吹出口は、床下系統を使用して空調をしており、床下系統は、足元の冷えと結露防止のための吹出を行わないため、洗面室も同様に冷房の吹出を行うことができません。

夏場の脱衣室は快適エアリーの冷房運転ができない点はデメリットと言えます。

 



窓を開けて換気できない?

快適エアリー自身のデメリットではありませんが、機械制御によって吸排気を計画している第一種換気システムですので、24時間運転し続けることが家にとっても良いことです。

そうすると窓が開けられないとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

開閉できる全ての窓には網戸が付いていますので、自然の換気がしたくなれば、機械制御の「換気」スイッチを切って窓を開ければ良いのです。

実際に過ごしやすい季節の時は窓を開けて網戸にしている方は多いと聞きます。

もちろん高性能のフィルターがあるのに網戸から埃や花粉が入ったら意味がないという指摘もありますが、適度な自然換気は良いと思います。

 

吹出・吸入グリルの上に家具を置けない

快適エアリーを設置した場合は、吹出・吸込グリルが床面に設置されます。

 

セキスイハイムに快適エアリーのデメリット
1階の吹出グリル

 

2階に快適エアリーを設置しない場合でも、換気システムによる吹出グリルが床面に設置されます。

快適エアリーのグリル
2階の吹出グリル

 

設計の打合せ段階で吹出・吸込グリルの位置を決める際に、リビング内にソファやテレビボード、シェルフなど置き家具の位置を考えておく方が良いでしょう。

たとえば「ソファを壁に寄せたい」と考えているときは、グリルの上にソファ等の家具が来ないように吹出・吸込グリルの位置を家具を置かないスペースにずらしましょう。

間取りを打ち合わせるとき、インテリア打合せのとき、設計との打ち合わせのとき、いずれでも良いので、置き家具の位置をイメージしながら邪魔にならないスペースに吹出・吸込グリルを配置します。

 

2階の個室・寝室にも上記写真の吹出グリルが設置されますので、デスク(学習机)・本棚等の家具を置く予定があるときは間取りを考える際に、どの位置に家具を置くかを決めることで吹出グリルとの干渉を回避できます。

  • 導入コストが一般エアコンに比べて高額
  • お手入れが面倒
  • 吹き出し口のグリルの上に家具を置けない
  • 脱衣室の冷房運転ができない

 

(次頁は2階に設置したときのデメリット)