新築・新生活・入居に関する費用と資金計画

新築戸建て・新生活に必要な費用と正しい資金計画の立て方

家電購入費用

家具と違って家電の場合は、購入する時期によっても、上位機種をお求めやすい価格で調達することも可能です。

また、シンプルな機能でメーカーにこだわらない方の場合は、ほとんどの家電が低価格で揃うため、出費を抑えることが可能です。

新築にエアコン

カーテン・ブラインド購入費用

1階のリビングのみセキスイハイムから購入して、2階の居室は住み始めて自分で購入する場合でも、セキスイハイムの窓は一般的な既成サイズとは異なります。

窓に合わせたカーテン等をオーダーする必要があり、居室の数、窓の数だけ費用がかかります。

カーテンやブラインドは、選ぶメーカーや素材、デザインによっても費用が大きく異なりますが、ニトリなどの低価格帯の家具店で購入した場合でも数万円は必要になります。

最後に「正しい資金計画の立て方」

新居で新生活を始めるにあたって、様々な費用が必要になることがお分かりいただけたと思います。

土地と建物工事代金のほかに、これらの費用の支出を踏まえて、資金計画の立て方をご紹介します。

マイホームを持つ・家を建てる際の自己資金を決める大切なポイントは、

「いくら頭金を用意するか」ではなく「いくら手元に残しておきたいか」です。

手元に残さなければならないお金(現金・貯金)は以下のものです。

  1. 土地・建物以外に現金払いが必要になるもの(本記事の「新生活に必要な費用」)
  2. 3年以内に用途が決まっているお金
  3. 急な出費に耐えらえる生活防衛資金(最低額:給料6カ月分)
  4. 子どもの教育積立金・学資保険等
  5. 余暇・趣味を楽しむ余裕資金、投資信託などの資産運用資金

 

資金計画においては、頭金(自己資金)をいくら支出するかが大切になってきます。

上記手元に残すお金が少なければ少ないほど、文頭で書いたように生活は苦しくなり、手元に残すお金が多ければ多いほど生活にゆとりができます。

そこで、預貯金などの流動資産から、最初に手元に残したいお金(金額)を決め、その残りが家を建てるための自己資金(頭金)と考えるのです。

数式で表せば下のようになります。

頭金(自己資金)の考え方

① 預貯金 ー 上記1~5のお金 =頭金

② 頭金 + 住宅ローン借入額 = セキスイハイムに支払う建築工事代金総額 

 

資金計画に失敗する方の多くは、上記①を具体的に検討せずに漠然と預貯金の中から支出したことで、後々の生活が苦しくなったのです。

最近では諸費用も含めて住宅ローンを融資する金融機関が増えたので、家を建てる敷居が低くなりました。

しかし、上記の1〜5の余裕資金があって頭金の支出を控えてフルローンに近い住宅ローンを組むのと、預貯金が足りずに諸費用込みでフルローンを組むのは天地ほどの差があります。

住宅ローン破綻のリスクが高いのは手元の余裕資金がなく、頭金を用意せずに融資を受けるケースです。

特に変動型の住宅ローンを組んでいる人は金利が上昇すると返済しても元金が減らないどころか、未払利息が増えてしまい、住宅ローン破綻リスクを抱えていることになります。破綻を招くリスクを回避することが可能になるのです。

 

家づくりのヒントになる面白いブログがいっぱいあります。

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