セキスイハイムの坪単価・相場
セキスイハイムの全国平均の坪単価は70~80万円と言われています。
実際は、施主が多く採用する以下の設備や水まわりの設備は坪単価に反映されます。
- 外壁磁器タイル
- 蓄電池システム
- 太陽光発電システム
- エコキュート
- 快適エアリー
セキスイハイムの現在の坪単価は87万円です。
住宅産業新聞が発表した2019年のセキスイハイムの1棟単価と1棟床面積を基にした平均単価は3,150万円です。
これがいわゆる相場です。
なお、相場は上記のとおりですが、いわゆる家づくりに必要な建築工事総費用となると話はこれで終わりではありません。
つまり、建築工事総費用は坪単価に建坪を乗じたものだけではなく、付帯工事や諸経費が加わるので、現実には相場以上の工事費用が必要です。
セキスイハイムの40坪の家の価格・総額と相場
結論から先に述べますが、セキスイハイムで40坪の家を建てる場合の価格及び総額は次の表のとおりです。
※都市部郊外(ファミリー層に人気のベットタウン)敷地60坪・建坪40坪の分譲宅地を想定
①土地代金(ハイム分譲宅地) | 2,400万円 |
②坪単価(85万円×坪数) | 3,400万円 |
③付帯工事(太陽光発電、快適エアリー等) | 700万円 |
④諸経費(つなぎ融資手数料、印紙代等) | 120万円 |
合計(①②③④) | 6,620万円 |
土地を除いた家の総額(②③④) | 4,220万円 |
相場なので、太陽光発電や蓄電池、快適エアリーを導入の有無、外構費用、インテリア費用で数百万円単位で前後します。
セキスイハイムの建築工事総費用
工事全部の総費用がいくら掛かるかは建物本体工事のほかにも次の2つの工事があります。
- 付帯工事
- その他工事
それぞれ工事の内容が異なり、坪単価という目安の工事にすべての工事費用が含まれる訳ではありません。
セキスイハイムの坪単価の構成を改めて解説すると、
「その他工事費用」には次のものがあります。
- 外壁磁器タイル
- 太陽光発電システム
- 快適エアリー
- HEMS
- 蓄電池システム
すなわち、「その他工事」に含まれる太陽光発電システムなどの設備を採用すれば、坪単価は上昇し、採用しなければ下がります。
また、セキスイハイムのシステムキッチンやトイレなどの水まわり設備は、建物本体工事費用に含まれるため、設備のグレードを上げたり、オプションを付ければ工事金額が上がるために坪単価もさらに上昇します。
※「付帯工事」は坪単価に含まれていない点は注意です。
繰り返しになりますが、高額費用の付帯工事は坪単価には含まれていません。
ここに数字のマジックがあります。
ハウスメーカー巡りをしている際に営業社員に対して、
単純に「60万円×建坪40坪=2400万円」とならず、付帯工事費用が上乗せされます。
以下の表は付帯工事に関するものです。
(付帯工事の内訳:敷地60坪、建坪40坪の住宅を想定した概算)
付帯工事 | 概算額 |
①屋外工事費 | 180万円 |
②外構工事 | 150~500万円 |
③インテリア工事 | 50~400万円 |
④地盤補強杭工事・改良工事 | 100~300万円 |
⑤エコキュート | 50万円 |
では上記②~⑤の詳細について順に説明します。