水まわり・セキスイハイム

セキスイハイムの水まわり設備の賢い選び方・標準セキスイハイム仕様を選ぶとお得

セキスイハイムの水まわり設備メーカーのショールーム訪問の流れ

セキスイハイムの間取りプラン、外壁磁器タイルや太陽光発電システムなどのシステム採用が決まります。

そして、セキスイハイムとの間で建築工事請負契約を交わした段階で、いよいよ水まわり設備を決める作業へと移ります。

 

セキスイハイムでは、パナソニック・リクシル・タカラスタンダード・クリナップといった大手住宅設備メーカーと提携したハイム仕様の水まわり設備(主にシステムキッチン)が各メーカーに用意されています。

ショールーム訪問には予約を取って訪問するのが一般的です。

 

そのため、セキスイハイムの営業担当が、どの設備メーカーのショールームを訪問するかスケジュールを組みます。

ショールームを訪問すると、住宅設備メーカーの案内担当が専属で一人付いて、キッチンや洗面化粧台、トイレの各設備の説明を行うとともに、質問に答えながら商品を選んでいくという流れで進んでいきます。

 

案内担当は選んだ商品を録取し、見積書を作成するための作業を行っていきます。

リクシルショールーム、水廻り設備の案内
画像引用元:リクシル https://www.lixil.co.jp/showroom/sp/guide/step/

 

この段階では全て定価での説明になります。

 

後日、提示される見積書は、セキスイハイム提携価格での値引きが適用されますので、まずは希望の商品やオプションを一通り選び、見積書が完成した時点で予算との兼ね合いでオプションを外すかどうか検討することをお勧めします。

というのも、キャンペーンや提携価格等で思った以上に値引きされることも多いので、値段ばかりを気にしながら選ぶと、引渡し後に「あのときオプションを付けておけば良かった」と後悔することがあります。

 

これが最終決定ではありません。

住宅設備メーカーに発注を掛けるまでに何度も変更・追加することは可能です。

悩みに悩んで紆余曲折を経て最終決定するくらいで丁度良いと思います。

 

 システムキッチン

各メーカーのショールームでセキスイハイム仕様の標準キッチンを選ぶこともできますが,オプション部材を追加で選ぶことができます。

例えば、水栓をセンサー付きの自動水栓に変更したり,食洗機のグレードを上げたり、レンジフードを変更したり、カップボードを好きな住宅設備メーカーのものから採用することができます。

 

また,セキスイハイム仕様のシステムキッチンではイマイチ物足りない場合は,セキスイハイム仕様を選択せずに一からショールームで選ぶこともできます。

 

その場合の費用はセキスイハイム仕様のシステムキッチンに比べて、見積書記載の金額から数十万~100万円程度は上がると思います。

 

予算内に収めたい場合にはセキスイハイムの仕様のシステムキッチンを選ぶ方が賢明です。

 

なお、予算にゆとりがある方、特にシステムキッチンに優先的にお金を掛けたいという方は、一度採用すると、数十年は変更しないので、最上位グレードのシステムキッチンがお勧めです。

 

個人的にはパナソニックのLクラスキッチンは高級感があり機能的にも充実していますのでお勧めです。

 

 

リクシル、Lクラスキッチン新商品
画像引用元:Panasonic https://sumai.panasonic.jp/kitchen/new/detail.php?id=new_products

 

 

洗面化粧台

洗面台もシステムキッチン同様に各住宅設備メーカーから選ぶことができます。

種類も様々で洗面器のタイプもベッセル型・埋め込み型などがあり、スタイリッシュで選ぶ商品によってはホテルライクのパウダールームに近づけることも可能です。

 

毎朝支度をする空間ですから、上質で落ち着いた雰囲気の設備がお勧めです。

画像引用元:リクシル https://www.lixil.co.jp/lineup/powderroom/lumisis/case/03/

上写真はリクシルのルミシスシリーズです。

ボウル一体型の商品でキャビネットの扉や照明、ミラーなど非常に上質でスタイリッシュな空間演出にピッタリの洗面化粧台です。

 

トイレ

トイレも一般的には、提携メーカーの商品を採用することになります。

パナソニックやリクシルなどメーカーによって特徴が異なりますので、比較検討した上で採用するとよいと思います。

トイレだけではなく手洗いやカウンター、手洗いなど周辺の部材の豊富さも選ぶ際の材料にすることをお勧めします。

リクシルのトイレ
画像引用元:リクシルhttps://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/capashea/case/04/

 

また、上記メーカーのほかにTOTOから採用することも可能です。

セキスイハイムの設備カタログにもTOTOの「ネオレスト」が紹介されていますので、インテリア担当か営業担当にお伝え下さい。

 

浴室(バス)はセキスイハイムから

これまでシステムキッチン・洗面化粧台・トイレを紹介しましたが、「お風呂は?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

お風呂(主に浴槽)も住宅設備メーカーのものを採用することもできるのですが、そうすると、セキスイハイムの浴室ユニット規格に適合しないため、規格をメーカーに合わせるための工事費が別途発生するというデメリットがあるのです。

 

したがって、ほとんどの施主の方はセキスイハイムの浴室プランから選んでいるというのが現状です。

どうしても住宅設備メーカーの浴室を採用したいという方は、どれくらいの工事費が加算されるか営業もしくは設計担当にお尋ねください。

 

 値引き率

水まわり設備を一つのメーカーで揃えた方がいいのか、設備ごとに好きなものを採用した方が良いのか迷うこともあると思います。

 

答えは単純で設備のほとんどを同じメーカーで採用した方が当然ながら値引き率は良くなります

 

もっとも、「キッチンはパナソニックが良いけど、洗面化粧台はリクシルが良いな」というのも値引き額は低くなりますが、それぞれ好きな商品を選ぶ楽しみと、住み始めてからの後悔がないため家づくりの満足度は当然高くなります。

なお、住宅設備メーカー同士は自社商品をいかにセキスイハイムのお客さんに購入してもらうかというライバル関係にあります。

 

つまり、住宅設備メーカーにとっての直接の取引先はショールームに来店した施主ではなくセキスイハイムの営業担当ですから、自社商品を宣伝するために、新商品が出たり、キャンペーンを開催する際にはセキスイハイムの展示場に営業に行くのです。

 

したがって、見積書に記載された希望の設備の値引きは、セキスイハイムの営業担当を通して、メーカーの営業に交渉をしてもらうことになります。

 

※施主が直接、住宅設備メーカーの担当者(見積書に担当者名が記載されています)に値引き交渉をすることも可能です。筆者自身はパナソニックとリクシルの担当者と直接交渉をして、当初の見積額よりも大幅な値引き額を引き出すことができました。

 

最後に

ショールームは魅せることを第一に考えて展示しているため、初めて見学したときは最新の設備に感動してしまい、冷静な比較検討ができなくなることが多いです。

見積書ができた段階で再訪して最終決定することをお勧めします。

希望する設備やオプションを見積書で確認しながら、もう一度採用を検討することで、冷静に予算内の調整と優先順位を付けて取捨選択することができるようになります。

特にシステムキッチンはLDKのイメージ・雰囲気を決める重要な要素で、使い勝手や好みが大きく影響しますので、慎重さと決断が大切になってきます。

水まわり設備以外にもインテリア工事や家具、照明や外構など決めることは山ほどありますので、全体の予算を見てからでも削る作業は遅くありません。




セキスイハイムのシステムキッチンについてはセキスイハイム仕様のシステムキッチン「パナソニック ラクシーナ」の魅力どうぞ

セキスイハイムのトイレを迷われている方はセキスイハイムのトイレはアラウーノかサティスか?機能や特徴を比較どうぞ

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