断熱性の高さ
一邸で30〜40種類にプレカットされた断熱材のグラスウールは、取り付けミスを防ぐために品番で管理されており、適材適所に工場で正確に充填されます。
雨に濡れることもないため断熱性能が発揮されます。壁の内側に130mmの断熱材を充填し、さらに鉄骨の外側は90mmの断熱パネルで包み込んだ二重の断熱構造です。
合計220mmの分厚い高性能グラスウールは屋内の熱を逃しません。
樹脂複合サッシ
また、室内から逃げる熱の約50%が開口部からといわれています。高断熱・高気密の家を選ぶには、断熱材だけでなく開口部、特に窓の性能も重要なポイントです。
断熱性や遮熱性の高い複層ガラスに高気密で熱伝導率が低く、変形しにくいサッシを組み合わせたものを選ぶことも大切になります。
セキスイハイムでは、室内側のサッシ枠に熱伝導率の低い樹脂を使用して、日射・紫外線の反射率に優れたハイカットペアガラスを組み合せ、高い断熱性能を発揮するアルミ樹脂複合サッシを採しています。
このアルミ樹脂複合サッシは、一般的なシングルアルミサッシの約2.8倍という高い断熱性能を誇ります。
セキスイハイムは、表面に特殊金属膜をコーティングしたダブルスパッタリングLow–Eペアガラスを標準採用しています。
ガラスの間に使われるスペーサーは熱可塑性樹脂のため、周囲のフレームやエッジ部などの熱貫流率を抑えられ、単板ガラスの約3.9倍、通常のペアガラスの約1.7倍の断熱性を発揮します。
筆者はセキスイハイムの家を建てるまでは、団地やペアガラスサッシのマンションに住んでいましたが、冬場の結露には毎年悩まされ、窓の木枠部分もカビ問題は深刻でした。
ところが、セキスイハイムの家では冬場の快適エアリーを24時間運転しっぱなしで「あったかハイム」を体験し、真冬でも室内は暑いくらいの快適な生活を送っていますが、窓の結露は全くありません。
基礎断熱
通常の床断熱は、外気温が基礎を通じて床下に伝わりますが、セキスイハイムは標準で基礎断熱を採用しています。
基礎断熱により、外気を遮断し、安定した床下温度を効果的に室内に取り込むこみ利用できます。下の右画像がセキスイハイムの基礎断熱です。
白アリ被害のリスクの高い外断熱と比較すると、セキスイハイムの基礎断熱は内断熱を採用しているので白アリ被害のリスクも低減されています。
もう一つのメリットは、基礎断熱の空間を利用して床下に快適エアリーの「ヒートポンプ式冷暖房・除湿ユニット」を設置できることです。
家じゅうに心地よい空気をまんべんなく循環させ、室内の温度差や居室と廊下などの非居室との温度差を軽減し、 ストレスの少ない空気環境を実感できます。
遮音性の高さ
気密性の高さとともに遮音性が高いというのもセキスイハイムの特長の一つです。一階と二階の間はユニット同士を結合させており、かなりの厚さがあります。
階上で発生した音は、6mm厚の防振シートにより衝撃を吸収します。
また、衝撃によって発生した振動は構造体内のダンパー、JBDボードによって抑えられ発生した音は50mm厚のグラスウールにより吸収される仕組みです。
このような構造を採用しているので、階上での音が下に伝わりにくいというメリットがあります。
ただし、外の音はというと防音設備を施さなければ、一般住宅と同様に伝わります。
過大な期待は禁物です。
例えば、自宅でピアノを弾いていても庭に出ると音は聞こえますので、楽器の演奏を検討されている方は、間取りを考えるとともに防音設備を整えた方が良いと思います。
・セキスイハイムの窓の頑丈さを知るにはセキスイ・ハイムの窓は台風・防犯に強い(防犯合わせペアガラス)どうぞ
・災害や地震に対する家の強さを知るにはセキスイハイムの震災・地震に強い家(耐震技術と倒壊実情)をどうぞ
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