セキスイハイムの火災保険「オーナーズ保険」はメリットが大きい

セキスイハイムの火災保険「オーナーズ保険」はメリットが大きい

熊本地震や九州北部豪雨、鬼怒川決壊による大災害は記憶が新しいところです。そのような天災をはじめ、台風などの自然災害はもちろん、火災や日常災害のリスクに備えて火災・地震保険に加入する必要があります。しかしながら、火災保険は生命保険と異なり、日常生活に馴染みがないため、どのような内容の保険に加入してよいか理解していないまま、銀行や不動産会社の言う通りに加入していることが多いと思います。



今回は、セキスイハイムが施主のために用意するセキスイハイムオーナーズ保険に焦点を当てて、火災保険や地震保険、日常生活の事故リスクの補償について考えていきたいと思います。

統計からみる火災発生リスク

火災ってどのくらいの確率で起きているのでしょうか。平成29年版の消防白書によれば、平成 28 年中の出火件数3万 6,831 件を1日当たりでみると、101 件/日の火災が発生したことになります。一日に約100件の出火が全国で起きているというのを多いとみるか、少ないとみるかで補償・備えをどの程度準備するか考えどころです。

隣家の延焼は補償されない

失火責任法では、故意や重大な過失がない限り、火元となった人は延焼の損害賠償責任を負わなくてよいと定められています。つまり、自分にはまったく落ち度がなく、隣家が火元の火事で被害を受けたとしても、その損害を隣家に賠償してもらうことができないのです。これは、火災で発生する損害が甚大であり、一個人に全ての損害賠償責任を負わせるのは困難であるという趣旨があります。したがって、我が家が火災保険に加入していなければ、建物や家財道具が延焼したとしても誰も補償をしてくれないという事態に陥ってしまうのです。

火災保険の補償範囲

火災保険が補償するのは火災の損害だけではありません。台風による飛来物で家屋の窓ガラスが割れた、大雨で河川が氾濫して床上浸水して家電が水没して故障した。といった、自然現象などで発生する住まいへの損害全般を補償の対象とすることができます。

また、ウォシュレットの給水管が破損して水が漏れてフローリングが破損した、空き巣被害に遭って窓ガラスを壊されたという日常災害リスクも補償対象となります。

建物だけではなく家財を補償対象としなければ、燃えづらい家といっても消火活動によって燃え残った全ての家財が水浸しになり使い物にならなくなっても、保険金は支払われないため家財への保険を検討することが望ましいと言えます。では、どの程度の補償額を備えるかということを考える必要があります。

セキスイハイムの火災保険オーナーズ保険のメリットが大きい

目安としての世帯家財所有額

  • 20代(3人世帯)は633万円
  • 30代(4人世帯)は864万円
  • 40代(4人世帯)は1198万円
  • 60代(3人世帯)は1478万円

上記目安を高いと見るかどうかはご家庭でも様々だと思います。ただ、実際に火災リスクだけではなく、自然災害や盗難リスクもありますし、日常生活での不注意による破損は誰しも経験することです。新築とともに家電や家具を新たに購入することが多いと思いますので、「加入していれば良かった」と後悔をしないように家財保険は加入していて損はないと思います。

後は補償額をどの程度まで用意するか、筆者の個人的感覚では置いている家具や家電の価値が分からないので、建物価格の20%〜30%という割合で算出するのも一つの方法かと考えます。例えば3000万円の評価額の建物の場合は600万円〜900万円程度で補償額を決めるということです。

家財の補償額

家財の補償額は、1口100万円から99口9900万円まで設定できます。設定した支払限度額の範囲内で実際の損害額(修理額)免責金額(自己負担額)から差し引いて保険金が支払われることになります。

※オーナーズ保険のパンフレットによれば、ノート型パソコン等の携帯式電子事務機器は「日常災害リスク・偶然な事故による破損」によって生じた損害について保険金を支払わない旨の記載がありますので、これは注意が必要です。

保険金が全額支払われるのは「全損」の場合だけ

保険会社は、火災などの被害程度を段階的に区分して実際に支払う保険金額を決めます。建物が全焼であれば上限額まで支払われますが、半焼や一部の焼損の場合は、それに応じた割合という形保険金が支払われます。支払基準は保険会社によって異なりますが、一般的に「全損」とみなされる場合は次のとおりです。

  • 焼失・流失・損壊した部分が、延べ床面積の80%以上である場合
  • 損害額が再取得するための費用の80%以上である場合

地震保険のみには加入できない

地震保険のみ単独では加入できません。住まいの保険と合わせて加入申し込みを行う必要があります。建物のみを地震保険ほ補償対象とする場合は、地震による家財の損害は補償されませんので注意が必要です。また、貴金属・宝石・美術品で価格が30万円をこえるものや通貨・有価証券は地震保険の対象とはなりませんので、併せて注意が必要です。家財は1000万円が補償限度額となることも押さえておいてください。

セキスイハイムオーナーズ保険の特徴

セキスイハイムオーナーズ保険は、東京海上日動火災保険株式会社が引受会社ですので、最大手の損保会社の補償が受けられる点からみるとメリットは大きいと考えます。

一般の火災保険の場合、落雷や台風、日常生活の中で補修箇所が生じた場合は、自分たちで補修依頼から保険金の請求までそれぞれに連絡・対応をしなくてはいけません。これは想像していただければ、どれだけ大変か分かると思います。

業者に工事に来てもらうための日程を調整する連絡を入れて、修理が終われば保険会社に連絡を取り、修理前の写真と修理後の写真、見積書や領収証を送付してなど、窓口となる連絡先が複数になれば、非常に手間で時間が掛かります。夫婦共働き家庭などは仕事の合間にこれらの手続を行う必要があります。

※セキスイファミエス九州株式会社HPからお借りしました

セキスイハイムオーナーズ保険・火災保険に加入するメリット

【出典 セキスイファミエス九州HP】

セキスイハイム・オーナーズ保険では火災保険・災害保険を取り扱っており、万一被害にあっても家の修理・補修が必要なときは、セキスイハイム(もしくはセキスイファミエス)に一報することで、セキスイファミエスが修理を行い、セキスイ保険サービスが保険金請求の手続を取り、引受会社の東京海上日動火災保険株式会社から保険金が支払われるといった、ワンストップサービスが魅力です。セキスイハイムグループの総合サポートですので、煩わしい手間が省けるのが一番のメリットです。

ワイドタイプとスタンダードタイプの選択

オーナーズ保険にはスタンダードタイプとワイドタイプの二つのプランがあります。

違いは、「偶然な事故による破損等」、「建物附属機械設備等電気的・機械的事故補償」が補償されるかどうかです。日常災害リスクとして考えられるものを挙げたいと思います。

  • 子供が椅子にぶつかり肘掛けが折れた(保険金3万円)
  • 模様替えのためにテレビを移動中に誤って落として破損した(保険金18万円)
  • 自宅でカメラを落として破損した(保険金3万円)
  • 料理中にミキサーを倒して接触した結果、電子レンジが破損した(保険金4万円)

家財については一事故あたり支払限度額は50万円、免責金額(自己負担額)5000円です。保険金支払事例のうち、保険金の支払件数の47%、支払金額の18%が「破損等」によるものという統計がありますのでワイドタイプを選択するメリットは大きいと言えます。保険料も10年一括払いで1万円程度の差しかありませんので、ワイドタイプを選ぶ方が賢い選択と言えます。

商品の仕組み

住まいの保険+地震保険

住まいの保険の内容

火災リスク
風災リスク
水災リスク
盗難・水濡れリスク
破損等リスク

オプション内容

個人賠償責任補償
類焼損害補償
臨時費用補償
建物附属機械設備等電気的・機械的事故補償

注意点

オーナーズ保険だけではなく火災保険一般に言えることですが、特約を増やせば保険料は高くなります。個人賠償責任補償特約を自動車保険で加入している際は、オプションから外すなど一つ一つ特約の必要性を検討する必要があります。

また、保険の改定が行われ、水災補償のみを外すことができなくなりましたので、他の保険と比較する際の参考にしてください。

(参考記事)

保険料(10年一括)のメリット

構造や面積、建物評価額で大きく保険料は異なります。2015年10月改定で長期契約は10年までに変更されました。保険期間10年の場合、1年間の保険料×10(年)ではなく、1年間の保険料×8.2の保険料になります。

  • 保険期間3年:長期係数2.7
  • 保険期間5年:長期係数4.3
  • 保険期間10年:長期係数8.2

保険期間が長期になるほど保険料が割安になり、長期契約の効果が大きくなることに変わりはありません。 ただし、保険の見直しなどをする機会が減る、時間が経つと契約内容を忘れてしまうというデメリットも無いではありません。

火災保険の長期契約と短期契約には、どちらもメリット・デメリットがあります。状況や改定動向に応じたプランを立てることが望ましいと言えます。住まいの保険(火災保険・地震保険)は改定が続き、保険料がアップするケースが増えています。保険期間を長期にすることは保険料を安く抑える方法の一つですが、補償とのバランスもあり「肝心の特約には入ってなかったので保険は下りなかった」では意味がありませんので、選択肢の一つとして検討する価値はあると思います。



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