セキスイハイムの引渡し時の流れと注意点

完成した我が家の引き渡しを受ける際の流れについて説明しますが、具体的な内容には地域差もあるようです。中には引渡しのセレモニーを催す会社や入居祝いのプレゼントが送られる地域もあるようです。




ブログやインターネット上の掲示板の体験談を見てセレモニーやプレゼントを期待してしまうと全く無い場合に裏切られた気持ちになってしまうので、余り期待をせずに引き渡しを受けた方が良いと思います。実際の引き渡しは淡々と設備の取り扱い説明に大部分の時間を費やすことになります(最近では、本社支店長の方針でテープカットのセレモニーを行う店舗も増えてきているようです。)。

 

さて、引き渡し当日の大まかな流れについて説明します。

  1. 鍵の引き渡し
  2. スマートキーの設定
  3. 設備の取り扱い・保証の説明
  4. マイキットの交付
  5. 「お手入れ読本」の交付
  6. アフターサポートの説明

鍵の引き渡し・スマートキーの設定

スマートキーを採用しない場合は、通常の鍵の引き渡しで終えますが、スマートキーの場合は工事担当が設定を行います。設定時間は5分とかかりません。

設備取り扱い・保証の説明

各設備の説明は、工事担当(現場監督)が行います。快適エアリーの設定や掃除などメンテナスの方法、キッチンや浴室、インターホンの操作説明や保証などの説明を受けます。

なお、太陽光発電システム(売電)の稼働は電力会社の手続の関係上、引き渡しから1か月~2か月ほど掛かるようです。したがって、引き渡し後に直ぐから発電・売電が開始されるわけではありませんのでご注意ください(地域の電力会社によって開始時期は差があるようです。)

マイキットの引き渡し

掛け時計を取り付けるためのフックやボンド、フローリング・クロスの補修キット、六角レンチセット等が入ったマイキットがもらえます。

これらの修理キットが意外と活躍します。なお、様々な工具が入っていれば良いのですが、ドライバーくらいなので、100均等で揃えることをお勧めします。

「お手入れ読本」の交付

日頃の手入れ方法について詳細に記載された家のメンテナンス本が交付されます。家をいつまでも良い状態を保つ工夫や日々の手入れ方法などを学ぶことができます。

 

アフターサポートの説明

工事担当から、引き渡し後のアフターサポートについて説明があります。定期点検や修繕など、サポート体制の説明があり、引渡し後のセキスイハイムとの付き合いが始まります。

(参考記事:半年点検)

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引渡し時の注意点

引き渡し時の注意点を以下挙げますので、是非確認してください。

契約時の図面と相違がないか
・ドアや窓の開閉は問題なくスムーズに動くか。鍵の解錠及び施錠ができるか。
・床や階段のきしみはないか、歩いて変な音がしないか。凹み傷はないか。
・壁に汚れやクロスに目立つ継ぎ目がないか。
・コンセントは設計どおりの位置にあるか。テレビアンテナやLANポートは要望どおり付いているか。

・キッチンや洗面所など水回りの設備は水が出るか、水漏れはないか。

なお、太陽光発電システムの設定手続のために、引渡し後も工事担当が足を運んでくれるので、それまでに建具や設備に不具合が見つかったときに連絡しておけば、業者を呼んで修繕・交換を行ってくれます。修繕までの日程がどれくらい掛かるかなど確認しておいた方が良いでしょう。

タイトな工事日程と引き渡しスケジュールを組んでいる場合には、引渡し日までに外構工事などの一部が完全に終了していないこともあるようです。引渡し前に内見を行った後に不具合箇所を引渡し日までに修繕・交換してもらうのがベストですので、余裕あるスケジュールを立てられるように工事担当に伝えることをお勧めします。

筆者邸は、トイレ収納の付け忘れ、LANポートの付け忘れが引き渡し後に発覚したため、引き渡しを受けてから専門業者が度々訪れて工事を行いました。予算の関係で諦めていたトイレのカウンター下の収納を付けてもらえたので、結果オーライでしたが、ミスは無いに越したことはありませんので、工事見学に訪れる際に気になるところは遠慮せずに確認した方が良いです。

(関連記事:施工不良)

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