住宅ローン審査に通りやすいポイント、通らない理由(信用情報・携帯電話分割払・料金延滞)を紹介

住宅ローン審査に通りやすいポイント、通らない理由(信用情報・携帯電話分割払・料金延滞)を紹介

信用情報の注意点、延滞やキャッシング枠

他社の借入・返済状況・早期の返済を試みる

カーローンや信販会社のカードローン、消費者金融からの借り入れ状況、また、奨学金返済状況やスマートフォンの分割払い(24回等)の返済状況も審査対象となります。

 

ちなみに、スマートフォンの分割払いをされている方も多いと思いますが、この端末本体の代金は、カーローンや、カードローンと同じように借金として返済比率の計算に含まれます。

したがって、他社から借入があると、融資可能額が減りますし、銀行側は信用情報を基に審査しますので、虚偽の事実を申告すればそれだけでアウトになる可能性が高いです。

特に一度でも支払を怠った場合は信用情報に記載されているため、審査は厳しくなると言われています。

多くの場合は、仮審査を経た後に本審査を行いますので、仮審査の段階で他社の借入状況(奨学金やスマートフォン端末代金分割払い)や事実をそのまま申告して、本審査前に完済できるものは早期に精算しておくと良いです。

クレジットカード・キャッシング枠

住宅ローンの審査前にクレカ整理
イメージ:住宅ローンの審査とクレカ

 

金融機関によって異なりますが、クレジットカードのキャッシング枠には注意が必要です。

実際にキャッシングを使った履歴がなければ特に問題はないという見方もありますが、いつでもATMで借入れができる状態にあるわけですから、実際に借りていなくてもキャッシング枠があるだけで借入れがあるとみなされてしまうケースがあります

施主
クレカのキャッシング枠なんて気にしたことなかったよ。
使ってないのに借入れとみなされるの?まずいな。

キャッシング枠のついたクレジットカードを複数お持ちの場合には、キャッシング枠を使っていなくてもお金を借りていると見なされ、これが理由で住宅ローンの審査に通らないという場合があります。

複数枚のクレジットカードを所持していて、全てにキャッシング枠がついていたら、キャッシングの利用停止を申請するか、もしくは使用予定や頻度の少ないクレジットカードは解約することをお勧めします。

ブラックリスト(異動情報・携帯電話料金の延滞)

なお、異動情報と呼ばれる延滞・遅延の情報が信用情報に記載されている場合は審査は非常に厳しくなります

携帯電話の料金延滞がある場合も同様ですし、その他、クレジットカードの延滞や奨学金の延滞がある場合も審査が通りにくいことは覚悟しておいた方がよいと思います。

異動情報は5年間は消えませんし、個人再生と自己破産は10年間記録が残ります。