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セキスイハイムの新築物件でも雨漏りの可能性があることをご存知でしょうか?
キスイハイムでは、品質管理の徹底された工法で精密につくり込むユニット工法を採用し、工場内で家作りを行います。
本記事では、そんな精巧な技術を誇るセキスイハイムのパワーステーションGRで雨漏りが発生した実際の事例を解説しますので、新築物件でも施工不良で雨漏りが起こり得ることも知っておくことで、少しでもリスクを回避できるヒントを読み取っていただければ幸いです。

雨漏りにもいくつか原因はあるのですが、筆者邸の新築物件で雨漏りが実際にありましたので、これからセキスイハイムで家を建てる方、もうすぐ上棟を迎える方、引渡しを受けて実際にお住みの方に雨漏りの発見と修繕の工程について2回に分けてご紹介します。
セキスイハイム雨漏りの発見
雨漏りの発見の多くは、天井の壁紙のシミで判明します。
石膏ボードが水で濡れてしまい、壁紙に雨染みができて発見するという経緯です。
最悪の場合は断熱材が濡れてしまい全て交換しなくてはいけなくなりますし、天井の石膏ボードの交換、壁紙の貼り直しが必要になります。
セキスイハイムはユニット同士を結合する構造になっていますので、雨染みがユニットとユニットの間を伝って、直線状にできてしまう事例もありますので、天井の壁紙に線状のものができているときは、雨漏りを疑った方がよいでしょう。

ただ、白い壁紙の場合は比較的見つけやすいのですが、木目調のクロスを貼っている場合は、発見が遅れるということもあり得ます。
一般的にはセキスイハイムの定期点検の際にクロスの剥がれなどを点検する中で雨漏りが疑われるので、セキスイハイム(ファミエス)の社員が天井の点検口から屋根裏に上がり、雨漏りが疑われる箇所を目視して点検し、雨漏りがしている箇所と原因を特定して修理を行うという手順です。
工事に入るまでに、どこから水漏れが起こっているか雨漏りの場所を特定するために、建物に据付工事のときと同じように足場を組んで水を数十分に渡り屋根に放水しますので、かなり大掛かりになります。
雨漏りの原因
セキスイハイムの雨漏りについては、雨樋の詰まりが原因で大量の水が処理できずに通気口などから建物内に水が浸入したり、屋上やバルコニーの防水シートやパッキンが劣化して水が浸入する、バルコニーの外灯の漏電による雨漏り事例というのもあるようです。
リンク先:スマートパワーステーションGR
筆者邸はスマートパワーステーションGRの戸建てを建てましたので、GR特有の寄棟タイプの屋根の太陽光パネルと屋根の接合部分に施工不良が原因で雨漏りをしたという事案です。
雨漏り箇所の特定と修繕工事は下の記事に詳細を紹介しています。
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