新築戸建てにシューズクローゼットは必要?
最近では、シューズクローゼット内に手洗い場を設ける方も多いですよ。
玄関は「家の顔」として常にきれいに片付けておく必要があります。
しかし、日常生活の中で靴や傘、ベビーカーや玩具などで散らかりやすい空間でもあります。
来客もそうですが、雑然とした玄関は家の印象も悪くなりますし、家族も家を大切に扱おうという気持ちが少なくなります。
ご家族が多い場合は、必然的に靴が多くなりますし、傘やレインブーツ、玩具など収納しづらい物も多くなります。
ご家族専用の靴を脱ぐスペース、玩具などを戻すスペースを作り、傘やレインブーツを置ける専用空間を別に設けることで、きれいな玄関を維持できます。そのようなときに必要になるのがシューズクローゼットです。
シューズクローゼットのメリットとデメリット
さて、シューズクローゼットを設けるメリットは次のとおりです。
- 玄関に靴箱がなくなり、すっきりした印象になる。
- 出しっぱなしになりやすいバッグやコート、傘、玩具を収納できる。
- ハンガーパイプを設置すると身支度が効率的になる。
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床から天井までスペースを使えるため収納量が増える。
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ロングブーツやレインブーツなどの背が高い靴も収納できる。
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ベビーカー、ゴルフ道具、アウトドア用品などを出し入れがしやすい。
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家族専用の靴を脱ぐスペースを分けることができるため、玄関に靴が散乱しない。
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玄関ドア付近で家族の渋滞が無い。
では、シューズクローゼットのデメリットです。
せっかく考えたシューズクローゼットでも、次のようなデメリットもあります。
- シューズクロークが狭い場合は使い勝手が悪い。
- 窓がない場合は臭いや湿気がこもる。
- 使用頻度が低い物が放置される、物が散乱したままになりやすい。
- 床面積が狭い家では設置が難しい。
- シューズクロークを通って家の中に入る間取りでなければ使い勝手が悪い。
メリットとデメリットを考えながら、シューズクローゼットを設置する場合には、動線・効率を意識した間取りを考える必要があります。
失敗しないシューズクローゼットのポイント
- 明かり取りと換気のために小窓を設置
- コートなどの上着を収納するためにハンガーパイプを設置
- ハウスメーカー専用の収納棚板を採用することで価格を抑える
- 身だしなみチェック用に姿見(全身鏡)を設置
- 効率的な動線を考えたウォークスルーを検討
- 渋滞しない間口とスペース(2.5~3.5畳程度)を検討
- コンセントを設置
- ドアは引き戸を採用
- 照明は人感センサーを採用
以上のポイントを参考にしながら、インターネットで画像を検索したり、戸建てを建てたブロガーさんの記事を読むなりして、ハウスメーカーの担当者と詰めることをお勧めします。
特にシューズクローゼット内で靴を履いたり脱いだりできる家族専用のスペースとして使い、シューズクローゼットから家の室内で入れるウォークスルー方式がお勧めです。
外出時の上着や来客のコート掛けのために、ハンガーパイプを設置しておくと便利です。
傘掛けにも使用できるので、重宝しますね。
シューズクローゼットの小物を片付ける収納棚の棚板は、自分のお気に入りの商材を採用する方法もありますが、予算をできる限り抑える場合は、ハウスメーカーの標準収納を利用することです。
上記写真はいずれもセキスイハイムの標準収納の収納棚が採用されています。
シューズクローゼットの事例
それでは、参考にしていただきたいオシャレなシューズクローゼットの事例をご紹介します。
画像引用元:株式会社ウッディホーム https://www.woodyhome.com/case/parts/entrance/index_6.php
最後に
筆者邸では、壁の一面に可動式棚を設置、もう一面に靴箱用に姿見付きのキャビネットを設置したので、靴以外にも色んな物を置けるので片付けには役立っています。
ウォークスルーのシューズクローゼットを設けたお陰で、メインの玄関は常に物が無い片付いた状態をキープできていますので、新築戸建てには是非シューズクローゼットの設置をお勧めします。
家づくりのヒントになる面白いブログがいっぱいあります。
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