セキスイハイムの後悔しない室内ドアの選び方(種類・引き戸のメリット・価格等)

セキスイハイムの後悔しない室内ドア・種類

セキスイハイムの室内ドアは標準タイプのスタンダードシリーズとオプションの天然木シリーズの二つに分かれています。

一般的にはスタンダードシリーズを採用される方が非常に多いので、本記事では同シリーズに絞って紹介したいと思います。

セキスイハイムのドア選び

 

 

ガラスドア

スタンダードシリーズには、ガラスを用いたガラスドア(写真上部)とパネルドアの2種類があります。

ガラスドアには上から下まで通ったガラススリッドやラダー型のガラス配置のものなどがあり、採用する部屋によって、どのようなモデルのドアを選ぶかで印象が変わってきます。

 

セキスイハイムのガラスドアの選び方

 

 

セキスイハイムのガラスドア
上写真のドアはガラススリッドが印象的です。

 

パネルドア

ガラスを用いていないドアです。

シングルドア・片引戸・引き違い戸などがあり、主寝室や子ども部屋のドアは、基本的には家族しか利用しないものなので、シンプルなパネルドアを選ぶケースが多いと思います。

 

寝室の場合には、廊下や別の部屋の明かりが遮断できず、眠りを妨げてしまうことにも繋がるので、ガラスのスリッドが入ったドアは寝室に向いていません。

セキスイハイムのパネルドア・ドアの選び方・種類

 

セキスイハイムの引き戸(標準)

 

セキスイハイムの引き戸
筆者邸:子ども部屋(片開き引き戸)

 

 

セキスイハイムのドア選び・子ども部屋のドア
子ども部屋(開き戸)

 

 

セキスイハイムの展示サンプル

セキスイハイムの本社等には、フローリングやドアなど実際に見て選ぶことができるスペースがありますので、カタログだけではなく、実際に見て触ることでイメージが湧くと思います。

 

セキスイハイムの室内ドア

 

セキスイハイムの室内ドア

 

これらのドアは開き戸にも引き戸にもできます。仕様から一部要望に沿えない商品もあるとのことですので、詳細はインテリア担当にご確認ください。

 

筆者邸では間取りや構造上可能な限り、引き戸を採用しています。それには理由がありまして、引き戸のメリットを最大限活かしたかったからです。

というのも、以前住んでいた分譲マンションが開き戸が多く、デッドスペースが多くなるなど使い勝手が良くなかったこともあります。

それでは、引き戸のメリットとデメリットについて紹介します。

 

 

引き戸のメリット

引き戸の場合は、開けっ放しにしておくこともできれば、風を通したいときや小さなお子さんがいらっしゃる場合など部屋の中の様子が見えるようにしておきたいときには少しだけ扉を開けておくなど、柔軟な使い方ができるのがメリットです。

 

また、引き戸を開けておくことで視覚的にも部屋が広く見える効果もありますし、バリアフリーにも有効です。

 

開き戸の場合は開閉スペースが事実上使えないためデッドスペースが生まれるのに対して、引き戸の場合は広くドアの前後のスペースが使える点がメリットです。

 

また、今では当たり前となったルンバなどのロボット掃除機の購入を考えている場合は引き戸であれば、不在時も開けたままにできるため、ロボット掃除機には引き戸の方が断然メリットが大きいです。

 

なお、セキスイハイムの引き戸はソフトクローズ機能が全てに備わっているので、ゆっくりと静かに閉まります

 

 

引き戸のデメリット

引き戸を引き込むスペースが必要になるので、引き戸が付けられる場所は間取りや構造上の制限がある点がデメリットです。

つまり、引き戸を収納する(引き込む)スペースにはスイッチやコンセントが付けられないので、間取りを考える段階から営業担当や設計担当に相談することをお勧めします。

 

もう一つのデメリットは、開き戸に比べて気密性が劣るという点です。

 

さらに開き戸に比べて価格が約1.5倍高いと言われています。

室内ドアの価格

セキスイハイムの室内ドアの価格については残念ながら、これが1枚〇万円という価格表は公開されていませんが、シンプルなパネルドアで5万円前後の価格帯です。

 

セキスイハイムの引き戸は上から吊る上吊り引き戸です。

開き戸と比べると約1.5倍の金額差になりますので、商品によって異なりますが10万円~15万円と言われています。

 

 

ドアを選ぶ順序

最初にリビングドアはガラスドアの中から採用するケースが多いので、気に入ったものを選び、次に色を選びます。

 

ドアを選ぶ段階では間取りがほとんど完成している段階ですので、開き戸が引き戸かを選び、最後にレバーハンドルや引手を選びます。

 

なお、ドアを選ぶ段階で開き戸から引き戸への変更したいという場合もあると思います。

ドアを選ぶ段階で、間取りは完全に確定していませんので、インテリア担当に伝えることで設計担当と協議して引き戸に変更できるケースもありますが、構造上の問題で変更ができないケースもあります。

 

筆者邸はオール引き戸にこだわりましたが、一部開き戸を採用しています。相当の時間をインテリア担当と設計担当に相談しました。

 

開き戸を選ぶ際の注意点

開き戸の場合は、手前へに開くか奥へ開くか、また、軸が右なのか左なのかを選ぶことができます。

 

家の引き渡しを受けて生活を始めてから後悔するケースも多いようですので、事前に生活動線のシュミレーションを行うことをお勧めします。

 

最後に

室内ドアは部屋と部屋とを仕切るだけでなく、用途や居住する家族によっても使い方が変わってきます。開き戸がよいか、引き戸がよいかも実際に住む人によって異なるので正解はありません。

 

ただ、費用を安く抑えるという点においては開き戸に軍配が上がるのですが、開き戸はドアの開閉に気を遣わなければいけませんし、ドアの前がデッドスペースになる点が個人的に消極です。

 

気密性が良くお洒落な反面、使い勝手が悪いケースもありますので、間取り図面、パースを参考にして日常生活を想像しながら選ぶことが失敗しないコツです。

 

左右どちらから開く方が生活がしやすいのか、ドアとドアは干渉しないか、家族との廊下ですれ違う際にドアの開閉が障害にならないかなど、小さい点ですが、その積み重ねが日常生活のストレスになります。

 

間取りを考える段階から、ドアの開き方のイメージを膨らまして打合せに臨んでください。

 

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