セキスイハイムの契約後の値引きは可能？
セキスイハイムと買主（施主）との間で結ぶ契約は大きく分けて次の二つです。
- 建築工事請負契約
- 追加契約
セキスイハイムで家を建てると決めた場合、３か月以内に建築工事請負契約を締結することになります。
基本契約は主に建物の設備や外壁、間取りを決めてセキスイハイムで家を建てることの合意を交わすという契約だと理解していただければ結構です。
この基本契約では一般的に
- 外壁磁器タイル
- 快適エアリー
- 太陽光発電システム
- 蓄電池システム
などの建物に採用する設備を含めて、建物面積及び敷地面積に応じた工事をセキスイハイムに依頼することになります。
上記外壁磁器タイルや快適エアリー等の設備を含めて工事総額でセキスイハイムと工事を合意するので、契約を結んだ後は、工事総額の値引きはできません。
なお、基本契約を結んだ後に他の工事を打合せを進める段階で予算オーバーになった場合は、採用した設備を外して減額することはできます。
よって、基本契約を結ぶ前に大幅な値引きに繋がる交渉を行い、工事総額を抑えるかが重要になってきます。
この基本契約を結ぶ段階では、キッチン・洗面化粧台などの水まわり設備費やインテリア工事費、外構工事費は概算（見込額・予想額）で、打合せは未了ですから、これらの費用が概算よりも高くなれば、工事総額は増えることになります。
追加契約
繰り返しになりますが、基本契約後の流れとしては以下のように進むことが一般的です。
①水まわり設備の打合せ
キッチン、バス、洗面化粧台、トイレを設備メーカーのショールームを訪問して決めていきます。
②インテリア工事打合せ
フローリング・ドア・壁紙・階段・窓・収納・カーテン・照明などインテリアを含めた内装全般を決めていきます。
③外構（エクステリア）工事打合せ
フェンス・門柱・アプローチ・タイルデッキ・植栽・カーポートなど家の外廻りのエクステリアを決めていきます。
上記①②③は基本契約では概算（予算）額ですから、概算額を超える場合には追加契約が必要になってきます。
これを「ついけい」と略して呼ぶことがあります。
追加契約では、基本契約で決めた工事（設備）について概算額を超えるものについて追加契約という方法で合意を交わします。
追加契約前の値引き
上記基本契約時に決めた内容・金額については、その後の値引き交渉はできません。
ただし、基本契約後に決める水回り設備・インテリア工事・外構工事については打合せから追加契約までの過程で値引き交渉ができます。
各工事の打合せの最終段階で見積書が提示されますので、その時点で値引き交渉をして、概算額に近づけるように、下回るように交渉を進めることで予算オーバーを回避できます。
そのまま何もしなかったら値引きなしに手続が進んでしまいます。
そんなときは、見積書の１枚目の総額から最低10万円～の値引き交渉を担当者と行います。
簡単に追加契約を結ぶのではなく、ダメ元でチャレンジ！一度で諦めるのではなく、時間を掛けて担当者と粘り強く交渉を試みます。
追加契約後の値引き交渉は可能？
では、インテリアや外構工事などで追加契約を交わした後では値引き交渉は可能でしょうか？
筆者の経験から申し上げれば、値引きができる余地はあります。
ここでの値引きは、総額から○万円値引きという方法ではなく、特定の商品・商材について値引き交渉をしていく方法です。
最初に選んだものが高くて他の商品に変えようか悩む時は担当者に
〇〇万円まで下がりませんか？
こんな感じで個別の商品について交渉して上手くいったことがありました。
どの商品もセキスイハイムの利益が上乗せされていますから、値引き交渉の余地はあります。
実際に２階の各居室に設置するエアコンについて値引き交渉をしましたので、ご紹介します。
合計で10万円以上アップしますが、よろしいですか？
もしメーカーが難しいというなら、他社メーカーのエアコンに変えることも考えているので、その点をメーカーと交渉してください。
（後日）
値段は現状のままで上位グレードに変更できました。
このように、インテリア工事、水回り設備、外構工事で各担当と交渉しながら、可能な限り基本契約時の概算額に近づくように値引き交渉を行います。
おすすめポイント
値引き交渉の最善のタイミングは基本契約を締結する前です。
ここでどれくらい工事総額を抑えることができるかで勝負が決まります。
ですから、工事総額を値引きする上でおすすめのポイントを最後に紹介します。
- 基本契約締結前に水回り設備のショールームに訪問して見積書を作成
- 基本契約締結前に外構工事の要望（駐車場、カーポート、テラスデッキなど）を伝えて見積書を作成
- インテリア工事費、外構工事費、水回り設備費の概算額を多めに見積もる
- 工事増額の値引きを多く勝ち取るように時間を使って何度も交渉する。
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セキスイハイム以外にも様々なメーカーがあり、貴方に合った、希望を叶えてくれるメーカーに出会うことが一生に一度しかない家づくりに非常に大切だと思います。
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また、小さなお子様を連れての展示場回りも気を遣います。
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セキスイハイムの建築条件付き土地で注文住宅を建てるときの値引き交渉はセキスイハイムの分譲地・建築条件付き土地で建てる際の値引きを最大限に引き出す交渉術を紹介をどうぞご覧ください。
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