ハウスメーカーの営業担当の役割
ハウスメーカーの営業担当は申込客(施主)との間で次の役割を果たします。
営業担当の主な役割
- 間取りを作成・提案
- ショールームの付添い
- モデルルーム、展示場の付添い
- インテリアや外構工事打合せの付添い
- 地鎮祭の手伝い
- 棟上げの立会い
- 住宅ローンの提案
- 金融機関との打合せ付添い
- 住宅ローンの手続
- 資金計画の見積り
- 各種手続の代行
上に列挙したものは一部で、それ以外にも家づくりのあらゆる場面で関わりますので、良い家が建つかどうか、失敗しないためには良い営業担当者に出会う必要があります。
営業担当はどうやって決まる?
土日や祝日に総合展示場のイベントに訪れ、各ハウスメーカーの展示場を回られることが多いですが、一番最初に案内を担当した営業社員が、そのまま営業担当になることがスタンダードです。
この際、展示場で案内を受けた営業社員に余り良い印象を持たない場合には、アンケートの記載を求められても断って結構です。
仮にアンケートに署名して住所や連絡先を記入してしまうと、この営業社員が自動的にあなたの営業担当者に決まることが多いです。
営業担当は変えられる?
営業担当を変えることができます。
話が進んでからだと、歩合もしくはインセンティブに影響するため、営業担当自身が態度を変えてくる場合がありますので、この人とは合わないなと思ったり、言動が気になった場合には早いうちに変更を申し出る方が無難です。
その際は、店長やマネージャーなど上司に申し出た方がトラブルは起きません。
また、大手ハウスメーカーの場合は展示場を県内に多く抱えていますので、異なる展示場に赴いて話を進めるという手もあります(直接言いづらい場合には、後で担当となった人を通して、営業担当の変更を依頼する方法もあり)。
資料請求をした場合
最近ではインターネットで複数のハウスメーカーから一括で資料請求をするケースも増えています。
一日で複数の展示場を巡ることは不可能ですし、選択肢を増やしたかったので、複数のメーカーへ一括資料請求も行いました。
その場合は、ハウスメーカーの担当窓口で振り分けを行い、建築希望地、施主の自宅近くの支店や営業所・事務所に振り分けられ、その後、ハウスメーカーから資料が届くほか、記入した連絡電話番号に担当する営業社員から連絡があります。
ハズレの営業社員
営業社員には様々なタイプがいます。
優秀で施主に寄り添った、気遣いができる営業社員に当たれば幸運ですが、残念ながらハズレの営業社員を引いてしまうこともあります。
その特徴には次のようなものがあります。
- 他社のことを悪く言う
- ぶっちゃけトークが多い
- 敬語が使えない、馴れ馴れしい
- 清潔感がない
- ガツガツ提案してくる
- 客目線での接客をしない
- 話を聞かない、要望を尋ねない
- すぐに値引きの話をする
多くの場合、複数のハウスメーカーを競合することが一般的ですが、他社の悪口を言う営業社員はハズレの可能性が大です。
営業スキルが低い社員ほど他社メーカーを下に発言することが多いので、こういう発言をする営業社員に出会った場合は避けるべきです。
早く自社に決めてもらおうと、すぐに値引きの話を持ち掛ける営業社員もハズレの可能性が大です。
「今月決めていただくと、〇〇〇万円の値引きが可能です」と値引きで見込客の心を掴もうとする行為は、お得感を醸し出そうとする気持ちが見え見えです、ノルマ達成への焦りや営業スキルに対する自信の無さの裏返しです。
ハズレの営業社員を引かないためには、理解のある良い客である必要はありません。
ワガママが多い面倒な客を演じて、それに落ち着いて誠実に対応してくれる営業社員であるかどうか見定めるくらいが丁度よいのです。
後悔しない家づくりのために、様々な要望を伝え、時にはやり直しを求めたり、クレームを入れることもあります。
新人営業担当やハズレの営業社員を引かない方法
一番確実な方法は資料請求を行う方法です。
その中で「要望」を記入する際に、営業担当への条件を記載するのです。
例えば、
- 1
- 2