GROHE センシア アリーナ
リクシルの上位製品であるGROHE センシア アリーナは、日本が世界に誇る最先端のシャワートイレ技術と、ドイツグローエの洗練されたデザインの融合です。
デザインもさることながら、トリプルボルテックス洗浄も特徴の一つです。3つの吐水口から強力な水流が便器鉢内のすみずみまで回り、しっかり汚れを洗い流します。
パナソニックのアラウーノ
パナソニックのアラウーノを紹介します。
2006年にパナソニックが発売したアラウーノは、高い機能性とデザインで人気を博しており、タンクレストイレ市場では現在シェア40%超まで成長しました。
パナソニックの特徴は陶器ではない有機ガラスを採用したトイレです。
有機ガラス系素材は水を弾く性質のため、表面に汚れが固着しにくいのがメリットです。
有機ガラス
素材そのものが汚れを弾くため、汚れの原因である「水アカ」が固着しにくく掃除が楽です。
また、有機ガラスの変色についてHPに掲載のQ&Aが掲載されていましたので紹介します。
汚れをはじくスゴピカ素材(有機ガラス系)は非常に耐変色性に優れ、当社基準に基づく20年相当の変色試験でもほとんど変色しませんでした。
有機ガラスは頑丈で傷が付きにくい素材で水族館のガラスにも使用されています。
スキマレス設計
便器と便座が一体成形で、つなぎ目が無い「スキマレス設計」なので、汚れも付きにくいのが特長です。
この点、アラウーノには、そもそも隙間がないというのは相当にメリットで、掃除も簡単に一拭きで楽で済ませることができ、キレイが長続きします。
トリプル汚れガード
アラウーノには、汚れガード機能として「ハネガード、タレガード、モレガード」という3つのガード機能があります。
ハネガード
男性のトイレスタイルを調査したところ、実に7割近い男性が立ちスタイルと回答しています。実際に家庭においても立ちスタイルで小用を足すという方もまだまだ多く、飛沫の汚れとにおいに悩まされるご家庭も多いと思います。
【下図:トイレスタイルのアンケート結果】
そこでアラウーノでは、泡のクッションで受け止める「ハネガード」を採用しています。
これは男性が用を足すときのハネを押さえる機能で、便座を上げた際に自動(又はリモコン)で泡クッションを作り出してトビハネを抑えて床や壁などへの汚れを抑制します。
【公式動画:ハネガード】
タレガード
外側に設けられた高さ約3mmの立ち上がりがフチをつたって垂れ出るのを抑える設計です。
モレガード
着座した際にも、便座と便器との間に小便が入りにくい構造を実現。便座の内側にせり出したフチに当たって、便器内に落ちる仕組みです。全面から床などへの漏れ出しを抑えます。
激落ちバブル
細かい泡が便器内をめぐり掃除をします。ミリバブル(直径約5mm)で大きな汚れを強力に除去し、次に微細なマイクロバブル(直径約60μm)で小さな汚れを除去します。初期設定では大洗浄のときのみ泡が洗浄してくれます。
また、快適機能の一つにオート洗浄機能も搭載されており、便器が自動で水を流してくれます。
大洗浄と小洗浄とを自動で判断し、50秒以下なら小洗浄、50秒以上過ぎると大洗浄となります。なお、10秒以下で便器から立ち上がった場合は自動洗浄が反応しません。
アラウーノSⅡは便器の右横に洗剤をセットするタンクがあり、専用洗剤(家庭用の中性洗剤でも使用できます)を使用します。
なお、L150シリーズは便器の上部にあります。
補充目安については、家族の人数にもよりますが約3か月に一度くらいです。
洗剤
泡洗浄用アラウーノフォームには無香料とフローラルの2種類があります。
使用できない洗剤としてはヤシの実洗剤など天然系洗剤(泡立ちが少ない)やオレンジオイルを含む洗剤、柑橘系の香りを有する洗剤、中性と表示してあってもアルコールを含む洗剤、トイレ用洗剤(強酸、強塩基のものは故障の原因になる場合がある)、ジェル状洗剤(故障の原因となる目詰まり)があります。また、異なる種類の洗剤を混ぜて使用しないでください。
(Q&A引用)