セキスイハイムのエコキュート
セキスイハイムでは、積水ホームテクノ株式会社のエコキュートを採用しています。
370L / 3~5人用フルオート・追いだき
CUF-E37T3
460L / 4~7人用フルオート・追いだき
CUF-E46T3
夜間電力を使用してお得に
エコキュートは、ヒートポンプ技術を利用して空気の熱でお湯を沸かす電気給湯機です。
エコキュートは基本的に(ガスよりも安くなる)電気代の安い夜間に、翌日必要な量のお湯を不足や余分がないようにお湯を沸かしてタンク内に貯めて用意することで、省エネライフを実現できます。
ただ、深夜電力プランを選んでいない場合は、どこまでお得になるかは分かりかねますので、セキスイハイムの営業担当や専門業者の担当者にご確認ください。
エコキュートの仕組み
エコキュートでお湯を沸かす際に使われているヒートポンプ技術というのは、エアコンにも使われている技術で、室外に設置されたファンが外気の熱を吸収し、その熱を利用してお湯を温めています。
電気だけでなく、外の温度も活用するので、省エネでお湯が沸かすことができます。
エコキュートのタンク容量
セキスイエコキュートは居住するエリア・家族の人数に応じて容量を370リットルか、460リットルかを選ぶことができます。
家族が多ければ迷わず460リットルを採用すればよいのですが、家族が少なく、頻繁に宿泊客が多かったり、今は子供が小さいけれど数年後を考えると・・・という場合には370リットルでよいか迷うことがあります。
そこで、次に使用可能量を目安にして考えたいと思います。
使用可能湯量の目安(42℃のお湯が使える量)
それぞれの容量の目安は以下のとおりです。
- 370リットル:4~5人家族
- 460リットル:5~7人家族
使用できる湯量
タンク容量とはあくまでもタンク内に一度に貯められる熱湯の容量のことで、使える湯量ではないことです。
使用湯量については、エコキュートを設置する地域の水温によって使える湯量が変わってきます。
エコキュートは、タンク内の熱湯と水道水を混ぜて設定温度にして給湯していますので、エコキュートで実際に使えるお湯の量はタンク容量よりも多くなるのです。
給湯されるお湯は、タンク内の熱湯と水道水を混ぜて作られるため、水道水の温度によって使用できるお湯の量が変わってきます。
つまり、お湯は80~90℃に保たれており、それに水道水を加えて設定温度にするため、370リットルのタンク容量であれば、その倍以上のお湯を使うことができます。
給水温度が低ければ低いほど、使用可能湯量が減り、給水温度が高ければ高いほど使用可能湯量は増えることになります。
容量を検討するときには居住地域の水道水の温度についても考慮して選ぶ必要があります。
例えば東京都で370リットルタイプのエコキュートを採用した場合、水温が低い1月、2月でも理論上は約850リットルのお湯を使うことができます。
一方で、九州でも温暖な宮崎県においては、370リットルタイプのエコキュートを同じく採用した場合、水温が低い1月、2月では約1000リットルのお湯を使用できるなど、地域によって水温差があるため、一概に4人家族は460リットルタイプとはいえないのです。
セキスイハイムの設置費用
筆者邸では、5人家族で370リットルタイプを採用しました。
設置費用は、セキスイエコキュートCUF-E37T1 45万円 でした。
金額はネット掲載の他メーカーものに比べると高くなりましたが、施主支給が困難な設備はやむを得ません。
容量は悩ましいところですが、悩むのであれば上の容量である460リットルタイプを採用することをお勧めします。
ご家族の入浴状況は他の家庭や営業担当には分からないので、実際に住んでみて「やっぱり460リットルにしておけばよかった」ということは往々にしてあります。
一方、大きな460リットルを選んで「やっぱり370リットルにしておけばよかった」という後悔をする可能性は限りなくゼロに近いです。容量の大きいエコキュートを選ぶ方が湯切れの心配も少ないためお勧めです。
便利な台所リモコンはオプション
セキスイハイムでは、台所やリビングにインターホンリモコンをオプションで設置することができます。
風呂の栓を閉めておけば、わざわざ浴室に行かなくてもお湯はりができますし、浴室とリモコンで通話も可能になるため、安全面の点でもメリットは設置するメリットは大きいです。
また、帰宅時にすぐに入浴できるように予約タイマー機能もありますので、リモコンから簡単に操作できることを考えれば、採用するメリットは大きいと言えます。
このリモコン費用は約2万円。
おまけ:高温足し湯の方がお得
お風呂のお湯は、「追い炊き」や「自動保温」をするよりも「高温足し湯」を使ったほうが省エネです。
追い炊きや自動保温の場合は、ぬるくなったお風呂のお湯を循環させて、タンク内の熱を使うことで温め直しているので、その分タンク内の熱がなくなってしまいます。
一方で、「高温足し湯」はタンク内の熱いお湯をそのまま足すだけなので、高温足し湯の方が省エネです。
同じ理由で、前日のお湯を沸かし直すよりも再度お湯はりをしたほうが省エネになります。
↓家づくりのヒントになる面白いブログがいっぱいあります。
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