セキスイハイムの快適エアリーのデメリット

セキスイハイムの快適エアリーのデメリット



セキスイハイムで新築戸建てを建てる方は、同社の主力設備である第一種換気システムを備えた全館空調機「快適エアリー」を採用するかどうかに悩んでいませんか?

セキスイハイムの代名詞「あったかハイム」は快適エアリー無しでは語れません。しかし、メリットがある一方で当然ながらデメリットもあります。導入金額も高額であり、一度採用を決めて工事を行うと容易に変更できないため、本記事で解説するデメリットを十分に理解しておかなければ確実に後悔することになります。

快適エアリーの導入金額、お子さんやペットがいらっしゃる際の注意点、掃除などメンテナンスの煩わしさ、家具のレイアウト、快適エアリーの保証期間等について、実際に住んで使用している視点から解説しますので、ぜひ参考にしてください。




デメリッ

費用がエアコンより高額

筆者邸は一階(約70㎡)にのみ快適エアリーを設置しました。

導入金額は約86万円です。

一般的な住居で25畳のLDK対応のエアコンであれば15~25万円ほどあれば十分だと思いますので、快適エアリーを設置する場合はエアコンに比べて3倍以上の価格差があります。

快適エアリーと一般的なエアコンの差額は60万円前後と大きいため、デメリットと言えるでしょう。

子供やペットがいる家庭に不向き?

セキスイハイムのオーナーの中には、小さな子供が吹出口に物(玩具や食べ物)を落とさないか、ペットの毛玉や嘔吐物が落ちないかを心配して設置を避ける方もいらっしゃるようです。

 

水やジュースなどをこぼすと故障の原因にはなると思いますので、その点は注意が必要です。

ただ、取扱説明書にもありますが、少量の水であれば風で乾くのでそれほど気にしなくて良いです。

 

また、個人的な感想にはなりますが、筆者邸では室内で小型犬を飼っていますが、快適エアリーを設置していることでのデメリットを感じたことはありません。

オプションにはなりますが「プラズマクラスター」機能を付けることができますのでペット臭対策に脱臭機や空気清浄機をお考えの方はご検討ください。

 

別に空気清浄機を購入しなくとも快適エアリーにすることでペット臭対策もできるので、採用するメリットはデメリット以上に大きいと思います。

なお、プラズマクラスター機能をオプションで付けた場合、費用は約18万円アップです。

快適エアリー自体に空気清浄機能がありますが、プラズマクラスター機能を付けることで更に付加価値が高まります。

 

 

セキスイハイム快適エアリーのデメリットを理解して失敗を防ぐ

 

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では多少なりとも気を使う場面が出てくるかもしれませんが、暖房時に吹きしグリルから暖かい空気が吹き出ます。

取扱説明書には、吹出しグリルの上に長時間乗ったり寝転がるのは「やけど」に繋がるおそれがあるため注意が必要な旨が記載されていますが、温かくなるものの高温にはなりませんので、個人的には大丈夫だと思います。

このような記載があるのは、色々なリスクがあることを予め注意喚起しておかなければと思う企業のリスクマネージメントの一環でしょう。

冷房運転の風は冷たくて気持ちが良く夏は快適ですよ。

■入居者インタビュー

セキスイハイムのオーナーの「快適エアリー」についてのご意見です。

下写真をクリックするとインタビューページが開きます。

【神奈川県 Oさま邸】

快適エアリーのデメリット。お子さんにも快適
リンク先:セキスイハイム

 

【福岡県 Hさま邸】

セキスイハイムの快適エアリー
リンク先:セキスイハイム

 

メンテナンスが大変?

リモコンのお掃除表示が点灯したらグリルカバー(格子状)とフィルターの掃除が必要です。

空気清浄機やエアコンのフィルターと同様に10日~2週間に一度くらいの割合で掃除をする必要があります。壁付けのリモコンから掃除をお知らせする電子音が鳴りますので、メンテナンスを忘れることもありません。

これがデメリットかどうか分かりませんが、定期的な手入れが必要なのは間違いありません。ただし、エアコンと違って脚立や椅子でフィルターを外してという作業は必要なく、床面にあるため掃除機やブラシで掃除が可能です。

セキスイハイムの快適エアリーのメンテナンス

(関連記事:快適エアリーのお手入れ)

 

床下は冷房運転ができない

暖房は床下運転が可能なので、冬場の洗面室・脱衣室はヒートショックを防ぐことができます。

しかし、洗面室・脱衣室の吹出口は、床下系統を使用して空調をしており、床下系統は、足元の冷えと結露防止のための吹出を行わないため、洗面室も同様に冷房の吹出を行うことができません。

夏場の脱衣室も快適エアリーの冷房運転を期待している方にとってもはデメリットと言えます。

窓を開けて換気できない?

快適エアリー自身のデメリットではありませんが、機械制御によって吸排気を計画している第一種換気システムですので、24時間運転し続けることが家にとっても良いことです。

そうすると窓が開けられないとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

開閉できる全ての窓には網戸が付いていますので、自然の換気がしたくなれば、機械制御の「換気」スイッチを切って窓を開ければ良いのです。

実際に過ごしやすい季節の時は窓を開けて網戸にしている方は多いと聞きます。

もちろん高性能のフィルターがあるのに網戸から埃や花粉が入ったら意味がないという指摘もありますが、適度な自然換気は良いと思います。

これは、アフターメンテナンスを行うセキスイファミエスの担当者も同様の見解でした。



吹出・吸入グリルの位置に気を使う

また、設計の打合せ段階で吹出・吸込グリルの位置を決める上で、リビング内にソファやテレビボード、シェルフなど置き家具の位置を考えておく方が良いでしょう。

 

たとえば「ソファを壁に寄せたい」と考えているときは、グリルの上にソファ等の家具が来ないように吹出・吸込グリルの位置を家具を置かないスペースにずらしましょう。

 

これも間取を打ち合わせるとき、インテリア打合せのとき、設計との打ち合わせのとき、いずれでも良いので、置き家具の位置をイメージしながら邪魔にならないスペースに吹出・吸込グリルを配置します。

 

セキスイハイムに快適エアリーのデメリット

快適エアリーのグリル

 

 

2階に設置した場合のデメリット

2階では床ではなく天井から冷暖房の風が出るようになっています。

室内に「ヒートポンプ式冷暖房・除湿ユニット」を設置する必要があるため、その分の収納スペースなどが狭くなります。

 

加えて、上記ユニットから2階の部屋までダクトを伸ばす必要がある場合には、ダクトを1階の天井裏に通すことになるため、天井が数十センチほど低くなるというデメリットがあります。

 

したがって、一般的には1階に快適エアリーを設置して、2階は個別の部屋に壁掛けのエアコンを設置するご家庭が多いようです。

 

公式動画

快適エアリーについての公式動画です。

 

快適エアリーの保証期間

快適エアリーの保証期間は10年間です。

完成後に工事担当から「住宅設備延長保証書」の交付を受けます。

 

(関連記事:セキスイファミエスの延長保証)

 




最後に筆者の戯言

セキスイハイムの主力設備の快適エアリーにもデメリットは存在しますが、なかなか営業担当などから積極的にデメリットを説明されることはありません。

実際に間取りを考えるときのグリルの位置や住み始めて多少の注意を払うことはあります。

 

ただし、筆者はこのようなデメリットよりも遥かに得られるメリットの方が大きいと実感しています。

やはり日本アルプス級の綺麗な空気や温暖差の少ない住居という魅力は、今から年を重ねていくと身体面での負担を軽減できるという点も多いに期待できるところです。

 

最近のエアコンは性能が良く長持ちしますが、全館空調というのは難しく非居住スペースとの温度差までは解消できませんし、エアコンでは快適エアリーと全く同じ性能は手に入りません。

 

筆者邸はハウスダストアレルギーや花粉症を持つ家族がおり、数ヵ月に一度はアレルギー性鼻炎で耳鼻咽喉科に通院していました。

ところが、新居に移って以降は第一種換気システム及び快適エアリーの影響かどうかは判然としませんが、鼻をグズグズする者はいなくなり通院をすることもなくなりましたので正直驚いています。

 

また、筆者邸は太陽光発電システムを導入しており、スマートハイムナビやHEMSを使った効率的な省エネを実現する上で既製品のエアコンよりも快適エアリーを利用した方が利便性と快適性が大きいのはメリットです。

 

(関連記事:スマートハイムナビとHEMSのメリット)

 

(関連記事:あったかハイムと快適エアリーの暖房性能)

 

 

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