セキスイハイムのタオルラック

セキスイハイムのバスタオルラック(バスタオル掛け)問題

家の間取りや設備、収納や壁紙選びなどは家づくりの中で誰しも一所懸命になるところですので、完成・引渡し後もそれ相応の出来に満足いくことが多いと思います。

しかし、実際に入居してから「こうすればよかった」、「ここに無いのは不便」などと日常生活を送る中で気が付くものも多々あります。

例えば、コンセントです。「ここに付けておけばよかった」ということもありますが、一方で、滅多に使わないのに多く設置したコンセントは、かえって無い方がスッキリして見栄えが良いこともありますので、リアルな日常生活をイメージしながらコンセント位置を考えた方がよいでしょう。

もう一つ、日常生活の中で支障があるのは、セキスイハイムで家を建てる場合、標準仕様では脱衣室にバスタオル掛け(バスタオルラック)が無いという問題です。

繰り返しになりますが、セキスイハイムはバタオル専用のタオル掛けがありませんので、打ち合わせ段階で、施主から設置の要望を伝えなければなりません。

 

セキスイハイムのタオルラック
※これはイメージです

 

 

多くの場合、洗面台の横の壁にフェイスタオル用に設置しているタオルラックがあるのみで、セキスイハイムの家に住む方は入浴前にバスタオルをどこに置いているか、定期点検に来た社員に尋ねてみました。

 



一般的なバスタオルの置き場所

セキスイハイムの社員によれば、バスタオルの置き場は洗面台か、バスマットの上に置いているご家庭が多いとのことでした。

筆者邸も引渡し当初はバスタオル専用のタオルラックを付けていなかったのですが、家族はそれぞれ洗面台に置いている者もいれば、バスマットの上に置いている者もいました。

 

バスタオルを床に置く
※これはイメージです

 

また、聞いて驚いたのは、脱衣室・洗面室ドアにタオルラックを付けている事例があることです

セキスイハイムのドアは、部分的に下地が入っているためラックを付けられる構造になっています。

しかし、これは入浴後にドアまで手を伸ばしても届くのか疑問(一般的には届かないでしょう)ですし、バスタオルを取る間に床を濡らすことになりますので、余りお勧めはできません。

 

設置場所と施主支給

セキスイハイムの浴室ドアは、バスタオルを掛ける手すりやラックが付いていません。

これは意外に盲点で、展示場や分譲住宅を何軒も訪問した際にも気が付きませんでした。

セキスイハイムのバスタオルラック・バスタオル掛け

引き渡し時には付けていなかったので、半年点検時にセキスイハイムの担当社員に依頼して、フェイスタオル用のタオルラックと同じ製品を浴室ドアを開けてすぐに手が届く位置に設置しました。

上写真のドア右側にも設置できるのですが、右側のスペースに設置した場合には、ドアを全開近く開けて手を伸ばさなければいけないので、動作効率を考えて浴室ドア左に設置したのでした。

 

バスタオル専用のタオルラックは、標準仕様ではありませんので、追加購入することになります。

 

別途購入するのであれば、洗面台横に設置するタオルラックと同じメーカーのものにした方が意統一感が出ます。

インテリア担当や営業担当にフェイスタオル用のタオルラックとは別にバスタオル専用のタオルラックを設置したいことを伝え、同じメーカーで揃えたい旨を伝えましょう。

 

タオルラックの金額も相場は数千円と高くありませんので、施主支給としてネット通販で自分で購入したものを大工さんに設置してもらうという手もあります。

お勧めの設置場所は、浴室ドアの開閉方向を考えて、手を伸ばして直ぐに届く壁に設置するのが一番です。

できれば半開きでも浴室から体を全部出すことなく、手だけ伸ばして届く場所をシミュレーションしてインテリアとの打ち合わせのときに依頼したいものです。

 

筆者邸のタオルラック

タオルラックはリクシルの製品です。

 

特に当方から希望を出したものではなく、インテリア担当が選んでくれたものだと思いますが、シンプルで気に入っています。自分で購入しても2,000円前後ではないでしょうか。

リクシルのタオルラック
※LIXIL(リクシル)製品

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最後に

家づくりの中でも、バスタオル掛けなんて本当に小さなことですが、当然にあるものだと思われている方にとっては参考になるものと思い本記事を作成しました。

このようにタオルラック一つとっても、無ければ不便に感じるのものなのです。

家づくりは決めることが多すぎて、何を選んだのか時間が経つと忘れますし、なぜ選んだのかと、後になって後悔するものもあります。

 

タオルラック一つとっても、何年と長く使うものですから、自分で調べたり、提案してもらったものをご家族やご夫婦で話し合って選ぶ作業も大変ではありますが、楽しいイベントでもあります。

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