地鎮祭とは
地鎮祭とは、土木工事を行う際や建物を建てる際に、工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式のことを言います。
「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読むこともあります。「鎮」の字にはしずめる、落ち着かせるといった意味があります。
工事の着工にあたり、神職をお招きして神様にお供え物をし、祝詞をあげ、お祓いをして浄め、最初の鍬や鋤を入れ、工事の無事を祈ります。
地鎮祭の日取りを決めるのは
セキスイハイムでは最終打ち合せころに地鎮祭を執り行う場合には日にちの調整を行います。
六曜(ろくよう)は、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の順に繰り返していきます。
大安 | 吉日で万事進んでよしという。 |
先勝 | 午前は吉、午後は凶、急いで吉という。 |
先負 | この日平静を守って吉、午前は凶、午後は吉という。 |
友引 | 朝晩は吉、昼は凶とする。 |
赤口 | 大凶の日。正午のみ吉という 。 |
仏滅 | 俗に万事に凶である悪日とする。 |
吉日の「大安」に地鎮祭を執り行う施主さんが多いようです。
セキスイハイムの提携した神社の神主さんとの日程調整がありますので、地鎮祭を執り行う話が出た際には、休日と吉日(日大安・先勝・友引が良いとされています)が重なる日で都合の良い日(1カ月先まで)を伝えましょう。
セキスイハイムの地鎮祭で施主が準備するもの
一般的に地鎮祭に必要な祭壇・笹竹(4本)・米・塩・清酒・鯛・昆布などは全て神主・セキスイハイムが準備してくれますので、施主が準備する必要はありません。
なお、施主が準備しなくてはならないものは初穂料(神主さんへのお礼)です。
初穂料の相場と金額
施主は、神職への謝礼(神社へのお礼)のお金を用意します。
神社に支払う謝礼を初穂料、玉串料などと言い、祝儀用(蝶結びの赤白のお祝い)の熨斗袋、もしくは白い封筒を使用します。
表書きの上段は「御初穂料」、 下段は個人の場合は施主の姓を書きます。
初穂料の相場は2~5万円といわれていますが、セキスイハイムの設計担当から3万円を準備するように説明を受けました。
初穂料は地鎮祭が滞りなく済んだら最後に神主さんにお礼とともに渡します。
なお、神事は地域の特色が色濃く出ますので、県が異なれば相場も変わってくると思いますし、県内であっても地域によって相場が違うこともあるでしょう。