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こんな疑問や不安にお答えします。
セキスイハイムの注文住宅を建てる前の地盤調査で改良工事が必要になるケースは多いです。
しかし、提示された費用があまりに高くて工事の透明性や金額の適正さに疑問を持つ施主も少なくありません。
また、建てた後に大地震により液状化現象で家が傾いて住めなくなったとなれば、悔やんでも悔やみきれませんから、工事後の報告があるのかなどの疑問を抱いてしまいます。
本記事では地盤調査方法や改良工法をはじめ、工事費用と値引きの裏技を紹介します。
最後までお読みいただくことで、安心してセキスイハイムに地盤改良工事を依頼することができるようになります。
- 地盤調査の方法
- 地盤改良工事の工法と費用
- 工事報告
- 工事費用は施主負担
- 工事費用値引きの裏技
地盤調査・解析
セキスイハイムでは提携の専門業者に依頼して地盤の状況を把握するための調査を行います。
戸建住宅の地盤調査で一般的な調査方法に「スウェーデン式サウンディング調査」というものがあります。
地盤改良工事
調査の結果、補強・改良工事が必要と判断されれば、その土地に適合した工法での地盤改良工事を採用するか決めることになります。
表層改良工法
弱地盤が地表面より2m以浅の場合には表層の土にセメント系固化材を混ぜて固めます。
工事費用は、施工面積1坪あたり3万円程度が目安とされています。
40坪の建物の場合、120万円程度の費用が目安です。

ジオクロス工法
住宅基礎の砕石層の間にシートを2方向(縦横)に敷設することにより、ハンモック効果と周辺地盤押さえ効果により不同沈下と沈下を抑える工法です。
また、土に加わっている力をシート敷設効果で分散させることにより、均質な地盤を形成することを目的とする工法です。優れた強度と耐久性が半永久的に持続します。

工事費用は、施工面積1坪あたり3万円程度が目安とされています。
40坪の建物の場合、120万円程度の費用が目安です。
施工面積1坪あたり4~5万円程度が目安とされています。
40坪の建物の場合、160~200万円程度の費用が目安です。
鋼管杭工法
6m以上に軟弱地盤が続いている場合、地盤の固い支持層に到達するまで金属製の鋼管を掘り下げて建物を支える工法です。
施工面積1坪あたり5〜7万円程度とされています。
40坪の建物の場合、200万円〜280万円程度の費用が目安です。

工事費のまとめ
工法 |
万円/坪 | 40坪目安 |
表層改良工法 |
3万円 | 120万円 |
ジオクロス工法 | 3万円 | 120万円 |
柱状改良工法 | 4~5万円 | 160~200万円 |
鋼管杭工法 | 5~7万円 | 200~280万円 |
工事報告
工事の日程との都合が付く場合には立ち会って見ることも可能です。
セキスイハイムでは工事監理報告書を新居の引渡し時に受け取ることができます。
本記事の地盤改良工事の様子をはじめ、基礎工事・据付・内装工事について写真付きで報告書に記載されています。
立会いができない場合には設計担当・営業担当・工事担当に地盤改良工事の写真を撮影してもらうように依頼するのも安心材料になります。
見積もり概算と施主負担契約
地盤補強工事は、資金計画上の概算額欄に100万円と記載されていることが多いようです。
しかし、地盤改良工事が必要になるケースは非常に多く、その費用は施主負担が原則(契約条項に謳われています)です。
工事費値引きの裏技
↓家づくりのヒントになる面白いブログがいっぱいあります。