注意点・デメリット(自動施錠機能・オートロック)
スマートキーの注意点として自動施錠機能があります。
工場出荷時点では「自動施錠なし」に設定されているので問題ありませんが、自動施錠(オートロック)を設定した際には気を付けなければなりません。
室外側からハンドルボタンを操作して解錠した後にドアを閉めると自動施錠されます。
何かの折にポケットKeyやカードキーを室内(玄関ドア付近)に置いたまま外へ出た際に玄関ドアが閉まると自動施錠され閉め出されてしまいます。
これは設定次第ですが、操作に注意を要するため、デメリットとも言えます。
公式動画
スマートキーの紹介動画です。
※公共交通機関で再生される場合は音量にご注意ください。
ポケットKeyが効かない・反応しない原因と対処法
ポケットKeyを鞄やポケットに入れて、いつも通りにドアハンドルのボタンを押しても全く反応しないということがあります。
電池切れの可能性も否定できませんが、この現象には原因があります。
それは「スリープ機能」です。ドアハンドルの近く(2.5m~3m)にポケットKeyを持ったまま1分以上ハンドルの解錠をしない場合は、ハンドルとの電波交信による電池の消耗を防ぐためにスリープ機能が働き、室外側のハンドルボタンでの操作ができなくなります。
なお、その場合はポケットKeyの施錠・解錠ボタンを押すことで復帰します。
もう一つの原因は「置き忘れ防止機能」が働いている場合です。
例えば、室内側の下駄箱の上にリモコンを置き忘れてしまった場合、外から帰宅した家族(ポケットKey所持)がハンドルボタンを操作した際に「ピッピッピッ」と警告音が鳴って解錠されません。
これは偶々、ポケットKeyを玄関周辺に置いている際に、来客や見知らぬ人がハンドルボタンを押して不正(意図しない)に解錠されないための機能です。
対処法は玄関ドア周辺にポケットKeyを置いたままにしないことです。
また、警告音が鳴っている際にポケットKeyを揺らすか、直接、施錠・解錠ボタンを押すことで復帰します。
ハウスメーカーの定期点検で担当者が居住者からリモコンが効かなくなるという相談を受けることが多いようですが、上記機能が働いているためです。
最後に
注文住宅で新築戸建てを建てる場合は、予算との兼ね合いで標準仕様のもので妥協するか、オプションを採用して意匠性や機能性・利便性を求めるかは選択を迫られる場面が多いと思います。
本記事で紹介したスマートキーはセキスイハイムでは標準仕様ではなく、オプション部材でした。
採用する場合は通常の玄関ドアの費用に加えて約8万円の費用が加算されます。
しかし、玄関ドアを数年後に交換するにしても非常に高額であり、家の外観を決める大切な部材の一部です。
意匠性もさることながら、防犯性や機能性・利便性を考えると家を建てる際に、他のオプションよりも優先的に採用して本当に良かったと思っています。
スマートキーの電池切れ・交換についてはYKK玄関ドアのスマートキー・ポケットKey電池切れ・警告音と電池交換の仕方をどうぞうぞ
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