玄関ポーチのタイル目地のひび割れ原因について
セキスイハイムは基礎工事の上にユニットを設置して完成させていきます。
上棟時には玄関ステップやポーチはまだ作られていません。
その後、外構工事で玄関ステップを作り、建物とステップの間にある隙間をタイル目地用のモルタルで埋める作業が行われます。
セキスイハイムの担当者によれば、この目地のモルタルにひびが入る原因として考えられるのは次の2点とのこと。
- 建物全体又は玄関ステップ側の基礎に加わる振動
- 玄関扉が閉まるときに加わる振動
筆者としては上記原因について身に覚えはありませんでした。
初回点検時にはひび割れはありませんでしたが、2年目、3年目の点検時にはモルタルで目地を埋めて修繕を行いました。
しかし、残念ながらモルタルのひび割れは繰り返されます。
モルタルから変性シリコンに変更
従前のセキスイハイムでは、目地のひび割れが度々見られたことから、現在では、正式に目地にモルタルを使用せずに、変性シリコンを打つ工事に変更されています。
この玄関タイル目地に変性シリコンを使用し始めた時期は、2020年頃とのことです。
筆者は、5年点検の際に変性シリコンに変える工事をお願いしましたが、玄関ポーチのタイル目地がモルタルで、筆者邸と同じようにひび割れが気になる方は、1~3年点検時に工事を依頼することをお勧めします。
では、修繕工事の段取りを紹介します。
現行のモルタルを剥がす作業が必要になりますので、セキスイハイムのアフター担当者が専門業者を同行してハツリ作業を行います。
その後に変性シリコンを目地に打っていきます。
作業には立会不要で、平日の留守中にやってもらいました。
工事後の状況・工事費用
目地に変性シリコンを打った後の写真をご紹介します。
工事は1日で終了しました。工事費用は0円です。
セキスイハイムの保証の範囲内で、アフターサービス担当者と専門業者が修繕を行ってくれたので、筆者の手出し分はありませんでした。
シリコンに変わったので、振動によるモルタルのひび割れの心配もなくなりました。
以前は、モルタルのひび割れの隙間にアリが侵入しているのを偶然見かけたため、巣を作られたら堪らないと思って殺虫剤をスプレーしたことがありました。
シリコンに変更して、そういった心配や雨水の浸入も防ぐことができて、安心できそうです。
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