セキスイハイムのおすすめオプション
標準仕様の商材では物足りない場合にはグレードアップした商材や提携メーカーから商品を採用することができます。
利便性や実用性が向上するだけでなく、デザイン性が高いものが多く、採用して良かったおすすめオプションが多くあります。
本記事ではセキスイハイムを家を建てるに当たり、採用して良かったと実感したオプション商材など、自らの経験に基づいてランキング形式でご紹介しますので、予算の都合上、優先的に採用するオプションの参考にしてください。
採用して良かったオプションランキング
スマートキー 快適エアリー 浴室乾燥機 人感センサー フロアコーティング 造作工事(ニッチ)
5.0
4.5
4.0
4.0
4.0
6
3.5
スマートキー(電子錠)
自動車のスマートキーは大半の車種で採用されているため、お馴染みの方も多いと思います。
住宅版スマートキーは、ポケットキーが2個とカードキーが3枚付属されています。
ポケットキーの内部には自宅の鍵が内蔵されており、停電時には鍵を使って通常どおり解錠することができるので安心です。
ポケットキーは、鞄の中に入れたままでも玄関ドアのボタンを押すことで解錠・施錠ができます。
両手が荷物で塞がっているときなど、鞄の中から探す手間が掛からず非常に便利が良いのはお分かりいただけると思いますが、実は利便性以上に「防犯対策」としてもお勧めなのです。
スマートキーは、鍵穴からピッキングなどで不正解錠されない、合鍵を勝手に作られる恐れがないといった防犯面での高い効果があります。
スマートキーの費用は約8万円ですが、利便性と防犯対策を考えると非常にコストパフォーマンスは高いと思います。
他のオプション商材は予算の都合で削ったとしても、スマートキーは優先採用すべきオプションの一つだと思います。
快適エアリー
あったかハイムを実現する設備「快適エアリー」は名前のとおり快適です。
エアコンのように直接風が当たりませんが、部屋を循環しているため暑いくらいで、特に冬場は玄関が暖かい空気に包まれているため、「あったかハイム」とはこのことだったのかと実感できると思います。
また、除湿機能も備わっているためリビング以外の洗面室や脱衣所の蒸し暑さも軽減されますし、猛暑が続いた夏も冷房を上手く使って快適に過ごすことができます。
便利なおすすめタイマーも設定できるため省エネで快適な運転が可能です。
スマートハイムナビ・HEMSを採用することでスマホやタブレットからでも快適エアリーの操作が可能になりますし、外出時に遠隔操作ができるなど、快適なものを更に便利に使うことができます。
費用は坪数にもよりますが、40坪の建物で80万円~100万円ほど考えていた方がよいでしょう。
二階建ての家の場合、両階に付けるとさらに数十万円が加わります。
快適エアリーは後付けができないため、契約段階で採用するかどうかを決めなければいけません。
快適エアリーは導入コストがエアコンと比較して高く、採用するか悩む施主の方も多いです。メリットばかりではなく、快適エアリーのデメリットも知った上で検討した方が良いと思います。
浴室乾燥機
分譲マンションでは当たり前に付いている浴室乾燥機ですが、注文住宅では必ずしも標準仕様ではありません。
セキスイハイムの浴室乾燥機は標準仕様では付いていませんので、オプションとして採用しなければなりません。
雨の日の室内干しという使い方もありますが、設置目的のメインは冬場の暖房です。
浴室乾燥機の費用は約10万円となり、物干し竿が付属で一本が設置されます。
設計担当からは、浴室乾燥機を付けなくてもお湯を張るときに浴室のドアを開けておくことで、脱衣所の快適エアリー吹出口から出る暖房によって浴室も温まるという説明を受けていました。
しかし、実際に住んでみると、冬の浴室全体を浴室乾燥機の暖房機能なしに脱衣所の快適エアリー吹出口のみで暖めることは不可能です。
浴室乾燥機はセキスイハイムの標準装備にすべき設備で、ヒートショック防止のためにも採用すべきオプションです。
人感センサースイッチ
玄関・トイレ・階段、シューズクローゼットを人感センサースイッチを採用することで、人が通る度に、ドアを開けるとダウンライトが点灯し、自動で消灯するため、消し忘れを防いでくれる便利でエコな装置です。
加えて、手垢などでスイッチが汚れなくて済む点も人感センサーを採用するメリットの一つです。
点灯時間やセンサー感度を変更できますので、トイレなどは長めの時間が設定がお勧めです。
人感センサーは1個1万2,000円弱です。
家の中でも玄関や階段は夜間の安全のためにもセンサーにした方がよいです。
フロアコーティング
セキスイハイムのフロアコーティングを担当するエコテックのUVフロアコーティングは見た目も艶があり、また滑りにくい仕上がりになります。
フロアコーティングを施工した床と施工していない部屋の違いを下の写真を使って紹介します。
コーティングをしていない下部のフローリングは艶が無いのがお分りだと思います。
コーティングをしていないので、キッチンの床に比べるとサラッとしており滑りやすくなっています。
コーティングをしたフローリングはLEDダウンライトの光を反射しますし、ほど良くグリップが効いているので滑りにくいです。
施工費用は1㎡あたり5,500円ですが、10年後も再施工することなく同じ輝きを保つことができるため非常にコスパの高いオプションだと思っています。
なお、筆者は旧居の分譲マンションでもフロアコーティングを施工していましたので、その性能の高さや見た目の良さは体験済みだったため、迷わず施工しました。
セキスイハイムのフローリング・床材の種類も様々ですから、床材選びとセットで行うと良いと思います。