新築外構5つの失敗

新築外構の5つの失敗を押さえて、後悔のない外構を目指す

新築外構の失敗の原因

 

  1. 外構工事は建物のように内覧会や見学会が無いため、パースや写真、部材の一部をサンプルに見るだけで決めていくことが多く、施主とハウスメーカーとの間でギャップが生じやすい。
  2. 施主側の外構・エクステリアに対する知識の不足とイメージ不足があり、加えて、家づくりの最終段階のため、打ち合わせ疲れで担当者任せになりがち。
  3. 外構工事の打ち合わせ頃には既に建物の予算オーバーか、予算ギリギリのことが多く「予算の範囲内で」、「最低限で」可能な工事を依頼してしまいがち。

 

5つの失敗

  1. 狭い駐車スペースに失敗
  2. 目隠しのない丸見え外構に失敗
  3. オープン外構に失敗
  4. カーポートの後付け失敗
  5. 土のままの庭に失敗

駐車スペースが狭かった

自家用車を駐車するスペースが、外構が完成してみたら思ったより狭くて使いにくかったという失敗談をよく耳にします。

今はコンパクトカーでも、家族が増えて大きな車に乗り換えたときにドアが開ききらず乗り降りしづらくなる失敗事例もあります。

 

駐車スペースは車1台分なのか、2台分なのか、2台分の場合は横一列に駐車するのか、縦列に駐車するのかを決めるのは建物の間取りを考えるときが多いです。

外構工事の打合せを進める段階だと、敷地における建物の位置によって駐車スペースが取れないという事態も起きますので要注意です。

駐車場が狭い

 

また、前面道路幅との関係で何度も切り返さなければ駐車ができないとなると毎日の駐車がストレスになります。

設計担当・外構担当とよく話し合い、現地に行ってシミュレーションを行うことをお勧めします。

 

隣家や通行人から室内が丸見え

建物の間取りを考える際に見落としがちなポイントです。

通行人から、又は隣家との距離や前のお宅の窓や勝手口の位置次第でリビングやダイニングなど室内が丸見えになるケースは多いです。

フェンスの高さを高くしたり、格子状のポールやフェンス、又はスクリーンを設置しなければ、せっかくの日当たりが良い部屋であっても通行人や隣人の視線が気になってカーテンが開けられないことになります。

目隠しフェンス
引用:ガーデンストーリー https://gardenstory.jp/exterior/22331

 

また、隣家の勝手口ドア又は玄関と自分の家の勝手口ドアが向かい合う位置関係の場合にも、ドアを開けたらバッタリ目が合うことがあれば、隣人の様子を窺いながら気を遣うことが予想できます。

 

間取りを決める際には外構工事を意識するとともに、隣家が分譲地でまだ建物が建っていない場合でも、もしものことを考えて目隠しスクリーン等の設置の検討をお勧めします。

 

オープン外構の失敗(敷地への立ち入り)

オープン外構は明るく開放的なところが魅力で、新興住宅地は街並みや景観統一からオープン外構が多いのです。

メリットとしてはクローズ外構に比べると工事費用を安く抑えることが可能です。

ケースによっては200万円以上で抑えることができますので、予算オーバーの場合や外構(エクステリア)に強いこだわりが無い場合、防犯面を意識してオープン外構を選ぶ方も多いです。

 

一方で、オープン外構を後悔しているという方も多く、新築から1,2年で外構リフォーム工事に踏み切るケースも珍しくありません(筆者もその一人です)。

オープン外構のデメリットは誰でも敷地内に立ち入ってしまうことであり、小学生の通学路や通行人が多い道路に面している場合、また、散歩中の犬が駐車スペースに入りオシッコをすることもあります。

敷地が角地にある場合は、道路を曲がる車のタイヤが敷地内に入ることも珍しくなく、敷地の角が車のタイヤの跡で黒くなってしまうというケースもあります。

また、女性の場合は洗濯物が外から丸見えになるので、外干しができないというのものやウッドデッキを設置したけど、道路から丸見えで視線が気になりウッドデッキを活用できないという後悔事例もあります。

このように街並みの統一感・防犯面・費用面からオープン外構が採用されることが多いのですが、人やペットの立ち入り、車の侵入などにストレスを感じて、カーゲートを設置したり、通行人や隣人の視線を気にして門扉や目隠しフェンスやスクリーンを設置する方が実に多いのです。

カーポートの後付け失敗

ハウスメーカーの新築外構でカーポートを設置するメリットの方が大きいですが、予算の都合上、住みながら後付けすればいいかなと考えて、新居引渡し後に設置を考える施主の方もいらっしゃいます。

その場合、後付けすることを前提にハウスメーカーの設計・外構担当者には伝えていなければ、後々大変なことになるリスクが高くなります。

一般的にカーポートを後付けで設置するためには、土台となる柱部分の固定が非常に重要となるため、掘削した穴にカーポートの柱を立てた後、モルタルを流し込み、カーポートの柱がしっかりと固定されるよう固めます。

その柱を立てる位置に水道管やガス管が走っていた場合は、カーポートを設置することは不可能です。

 

基礎の大きさの関係から、配管から50㎝は離れていないと柱が建てられません。

外構業者に依頼して工事に取り掛かった場合、配管が通っているため、購入したカーポートが設置できなかったという失敗事例があります

 

また、駐車スペースと柱の位置の関係上、カーポートを設置すると、2台の駐車ができなくなり駐車スペースが1台分に減るために諦めたという失敗事例があります。

新居引渡し後にカーポートを設置する予定がある場合は、ハウスメーカーの外構担当者と打合せ段階からその旨を伝えておき、かつ、配管の位置等を記載した敷地図面をもらっておくと、工事がスムーズに進みます

 

予算が足りずに土のままの庭(水はけ、雑草)

建物の設備やインテリアに奮発して、外構工事に回す予算が足りず、玄関回りと駐車スペースを除いて外周を土のままにしておくケースというのも少なくありません。

土のままにしておくデメリットとして、雨の後の水はけが悪く水溜まりが数日間できていたり、庭から戻ると靴が泥だらけになります。

風の強い日だとサッシ周りに砂埃が入るという事態も起きてしまいます。

草むしり

 

また、土のままだと雑草が覆い茂るため草取りとの闘いになり、対策が疎かになると雑草が伸び放題で家の見栄えも悪くなります。

せっかくの注文住宅で何度も打ち合わせを重ねて家を建てたのに、外周が土のままだと寂しい(物足りない)家になります。

 

最後に

外構は家のイメージを周りに伝える役割だけでなく、実用的で機能性の役割も持つ空間の一つです。

門まわりや玄関アプローチ、植栽、テラス、カーゲート、カーポートなど、外構デザインにこだわることで家の印象をアップさせることができます

紹介した失敗事例が知っているだけでも、外構工事の後悔リスクを格段に下げることができます。

そして、家の間取りを考える時点から外構もセットでイメージしておくことで、外と内が繋がり利便性が高く暮らしやすい家になります。

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マスクを付けた家族のイラスト

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