子ども部屋の間仕切り・ファーモ

セキスイハイムの子ども部屋の間仕切りとFAMO(ファーモ)の活用

一戸建てを建築するタイミングはご家族の状況によって異なります。

既にお子さんがいらっしゃる場合は子ども部屋をどのように設けるか考えるところです。

子どもの数だけ部屋を用意する場合もあれば、小さなうちは一部屋をプレイルームとして使って、将来は部屋を仕切って二部屋として使えるようにあらかじめ計画を立てて設計することが多いのではないでしょうか。

 

部屋を間仕切る方法として、もっとも気軽に設置できるのがパーティションですが、その他にも、スクリーンウォール(開閉壁)やスライディングウォール(移動間仕切り壁)を導入する方法もあります。

本記事では、セキスイハイムの可動間仕切り収納「FAMO」 ファーモを導入するメリットや活用方法について紹介しますので、間取りの検討やリフォームのお役に立てば幸いです。

 

FAMO(ファーモ)

FAMOは可動式(キャスター付き)の収納ですので、容易に移動させることができレイアウト変更が自由に利くところが大きなメリットです。

 

自由に移動できるので、空間設計の自由度が大きく拡がります。

キャスターは全て自在キャスターなので小回りが利き、ご家族だけで簡単に移動させることができます。

そのためレイアウト変更にも住宅自体を工事する必要がありません。

 

子ども部屋の間仕切り・ファーモ
リンク先:セキスイハイム

 

 

例えば、お子さんが小さなときは、下図のように一部屋をそのまま広々としたプレイルームとして活用し、お友達やご家族で、広いスペースを気にせずのびのびと過ごすことができます。 

一部屋をプレイルームとして活用する。

(出典:セキスイインテリア)

 




 

また、お子さんが成長するに連れてそれぞれのプライベート空間を欲しがるようになれば、FAMOでレイアウトを変更することで、気兼ねなく友達を呼べ、勉強にも集中できるようなります。

下図のように部屋の中央に移動・配置し、二分割で部屋を間仕切ることも可能です。

お子さんの成長に合わせてプライベートな空間を与えることができます。

子ども部屋の間仕切り

(出典:セキスイインテリア)

 

キャスター内蔵

ハンドルを回すだけで固定を解除できる昇降ユニットを内蔵しています。

 

設置しているときにはキャスターは見えません。

キャスターを上げると天井と床に固定される仕組みです。

セキスイハイムの可動式収納・間仕切り

(出典:セキスイインテリア)

 

 

地震対策・耐震性(転倒防止)

ファーモの転倒防止・地震対策

(出典:セキスイインテリア)

 

特殊ジャッキで収納本体を上下させて、床と天井の両方で突っ張って本体を固定していますので、地震などの振動やお子さんがFAMOに衝突した衝撃にも耐え転倒の心配がありません。

 



 

収納機能

部屋を仕切る方法としては、パーテーションやアコーディオンカーテンを採用する方法も考えられます。

しかし、これらは間仕切るだけで収納機能がありません。

パーテーションで仕切ってしまえば、部屋を間仕切ると片方の空間には収納があって、もう片方の空間にはないという状況も起こりえますが、FAMOであれば十分な収納スペースも確保でき、より機能的なスペースを創造することが可能になります。

ファーモの収納力

(出典:セキスイインテリア)

 

通常の棚にハンガーと引出しをレイアウトし、使い勝手のよさを追求したクローゼットタイプです。

引き出しがあることで衣服や小物類の収納がより機能的になります。

 

ファーモの両面収納

(出典:セキスイインテリア)

 

一台で仕切られたスペースそれぞれの趣向に合わせ、別々に活用できるというメリットがあります。この製品はFAMO-Sのみの取り扱いとなります。

 

価格については、間口の広さによって異なります。

 

収納の棚や引き出しもオプションを追加購入することができますので、収納力をUPさせたい場合には費用が追加となります。

FAMOの価格・金額

 

例えば、間口1523㎜~1900㎜のFAMO-Sファーモ-エス(4枚扉・引き出し有り)の場合には222,000円となります。

これと同じものをもう一つ購入するか、もしくは2枚扉のもの(148,000円)を購入して組み合わせるということもできます。

 

最後に

家を建てたころは小さなお子さんも、成長とともにパーソナルスペース、プライベートスペースを欲するようになります。

 

同性の兄弟・姉妹の場合は一部屋を仕切って将来は二部屋にすることが部屋の活用方法としてメリットが大きいと思います。

本記事で紹介した可動式収納を利用した間仕切りの他に、収納式の引き戸(「片引き戸」には2枚や3枚の戸が連動して開閉するスタイルのもの)を利用する方法もあります。

 

筆者邸では約10畳の部屋を二人で使っています。

将来的に壁を設置することも考えましたが、一度壁を設置すると容易には撤去できないというデメリットがあることも考えました。

 

子どもが独立するまでの年数やその後を考えると、一部屋としても二部屋としても使える方が利用価値が高まるのではないかと考え、最初から引き戸のレールを設置して3枚の片引戸が普段は壁に収まるようなレイアウト(間取り)にしました。

 

子ども部屋の間仕切り・引き戸

家族の成長とともに生活のステージに応じて、住まいの形を暮らしにフィットさせていくということが大切になってきます。

住まいの形を生活スタイルの変化にフィットさせるためには、家自体に可変の仕組みや容易さが備わっていた方が対応しやすいです。

その点、セキスイハイムはユニット工法を活かしたオープンな空間に可動間仕切りや可動収納などを上手にレイアウトすることで、それぞれの家族のライフステージに合わせて家を変化させることができます。

 

家づくりのヒントになる面白いブログがいっぱいあります。

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