セキスイハイムの施主支給のデメリットと落とし穴(できるもの・できないもの)

セキスイハイムの施主支給のデメリットと落とし穴(できるもの・できないもの)

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セキスイハイムの注文住宅で家を建てる場合、照明やカーテンなど主にインテリアに関する商材をセキスイハイム及びその提携業者から購入するとなれば予算オーバーになることがしばしばあります。

そこで多くの施主は、少しでも予算を抑えるためにAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどでネットで購入したり、量販店で安く購入したものを設置してもらう、いわゆる「施主支給」を考えます。

確かに施主支給の方が安く済むこともありますが、メリットとばかりではありません。セキスイハイムの場合には、セキスイハイム特有の落とし穴がありますので注意が必要です。




施主支給のメリット

  • 一番は費用を抑えることができる。
  • 自分の好みのメーカーや商品を自由に選択できる。

セキスイハイムも提携業者は多く割引価格で購入できるのですが、さすがにインターネットで探す最安値までの割引ができないため、自分で購入した方が費用を抑えることが可能です。

また、好みの商品を自分で探すことができるので、選択の幅が無限に広がります。

施主支給のデメリット

  • 窓口がセキスイハイムと商品の購入先に分かれるため、セキスイハイムの営業担当・設計担当への説明や施工範囲の確定・商品仕様の確認・発注等の手配や搬入・配送スケジュールの調整などは施主側で工事の進み具合を現場監督と相談しながら、施主自ら行っていく必要があります。
  • 施主支給の商材・部材の購入費用を住宅ローンに組み込めないことです。購入金額が比較的大きいものでも、自己資金から支出しなければなりませんので、事前に資金計画を立てる必要があります。
  • 商材によっては大工さんの取付工事費が掛かるものもありますので、かえってコストが高くつくこともあります。

セキスイハイム特有の落とし穴

  • ユニットを工場生産するため、施主支給できる商材や部材が限られている。
  • セキスイハイムの保証対象外となるため、不具合が生じた場合は自己責任と自己負担で修理をしなければならない。

セキスイハイム特有のデメリットは大きく分けてこの2つ。

セキスイハイムでは、一つの家を建てる場合に家の構造(表にでないもの)から目に見えるものまで含めると現地調達品を除いて、5千種、2万5千点もの部材が使用されています。これらを「スタックシステム」と言って、全ての住宅部材を一邸ごとにデータベース管理して部材情報を保存しています。

元の建物構造・部材をいつでも検索でき、メンテナンス・リフォームの際に、建物に合った最適な工事を確実に提供できるといったメンテナンス・保証システムが確立しているため、どの部品・商材がセキスイハイムの保証対象かは確実に特定されます。

そうすると、建物の構造体に取り付けた部材が不具合や故障した場合、本来ならば保証の対象となり無料で修理できるものが、施主支給で取り付けたために、結果的に施主側の自己負担になります。

不具合が生じたとき、故障したときのメンテナンスや修理費用がかえってコスト高になるということも可能性としては十分あり得るため、施主支給を検討する場合はこの点に気を付けてください。

また、セキスイハイムの場合は工場生産のため、工場の工程で取り付けるべき部材については、いくら安いものを見つけたとしても施主支給はできません。

例えば、ダウンライト、ドアは施主支給ができません。工場から出荷するまでに緻密なテストや審査を経なければならないため、物理的に「後で現場で付ける」ということができません。

ドアは取り外しが物理的に可能ですが、断熱性・機密性の水準をクリアしなければならないため、施主支給ができません。

施主支給に向いているもの

置き家具

ソファやベッド、テレビボード、ダイニングテーブル、椅子などは施主側で購入することが一般的です。家の引き渡し後に搬入することになります。

なお、セキスイハイムの場合は、インテリアフェアや展示会で提携の家具店(カリモク・フランスベッド等有名メーカー)から割引価格で家具を購入することも可能です。

その場合には、購入した家具は入居前に搬入されているほか、住宅ローンに組み込むことができるというメリットもあります。

資金計画における費目は「インテリア工事費」に含まれることになります。また、インテリア担当と展示会を一緒に回ることで、住まいのイメージに合う家具を割安で購入することができるというメリットがあるので、お部屋をトータルコーディネートしてもらいたい場合には活用を検討してください。

カーテン

カーテンも施主支給に向いています。特に2階や3階の子ども部屋や寝室のカーテンは施主が自分で購入することが多いです。

その場合にはカーテンレールを付けておくようにインテリア担当に依頼しておくとよいでしょう。

ただし、天井付け工事をする場合などは、天井から床までの長さを正確に測っておく必要があるため、施主支給の場合は購入店のスタッフと綿密に打ち合わせをして現地で計測をしておかなければ、いざ設置したときに失敗したという事例も少なくないようです。

(関連記事:新築戸建てのカーテン)

照明

シーリングやペンダントタイプの照明は引き渡し後に取り付けられるように取付器具の設置を依頼してください。照明が決まっている場合は事前に商品の詳細をインテリア担当、設計担当に伝えておくことが大切です。後で取り付けられなかったという失敗がなくなります。

セキスイハイムの施主支給・照明

営業担当とインテリア担当に相談すること

施主費用の目的のほとんどは、費用を抑えることが一番だと思います。その一方で上記のようなデメリットや限界があるのも事実です。

したがって、以下の事項を営業担当とインテリア担当に確認した上で行うことが失敗しないコツです。

  • 施主支給の方がコストダウンになるか
  • 施主支給品の設計上の問題点、購入商品の納品期限やスケジュール
  • 保証の範囲や自己負担の有無

 

なお、筆者邸ではウォークインクローゼット内の収納がセキスイハイムの標準仕様の可動棚式に満足がいかず、お洒落なワードローブを作りたかったため、IKEAのパックスシステムを採用しました。採寸から注文、手配、設置まで全てセキスイハイムに依頼しましたが、IKEAは提携業者ではありませんので、飽くまで施主支給という形で工事をしてもらいました。

このような施主支給も可能なので、まずはインテリア担当や設計担当に確認してみてはいかがでしょうか。無理な場合もあると思いますが、無理であってもアイデアは出してもらえると思います。

(関連記事:セキスイハイムの新築戸建てにIKEAのパックスシステムを採用)

最後に

インテリア工事費の見積書を見たとき、照明器具やスイッチの高さ、カーテンの高額さに正直驚きました。

自分で購入できるものは購入した方が費用を抑えることができると思い、照明のセンサースイッチもネットで購入して施主支給を考えたほどでした。

しかし、セキスイハイムの高品質・高性能・メンテナンス・アフターサービスや保証を考えると、保証の対象になる「建物の一部になる」部材や商材についてはセキスイハイム及び提携業者から購入して設置した方がメリットが大きいと判断して施主支給は止めました。

ただ、子ども部屋や主寝室のカーテンと照明、ダイニングのペンダントライトは取り外しができるため、入居後に自分で取り付けることにしました。費用を掛けるところと抑えるところを「保証の対象」となるかどうかという視点で考えるのも失敗しない方法だと考えます。

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